大井川ダム 見学 その2


しかし大人気の工作コーナーの横のブースは割とひっそりしています。
こちらはというとパネル展示です。

しかしここに凄い資料が展示してありました。

29日にここに伺ってパネルを見ているときに
大井川ダムの管理所長様が声をかけてくださいました。

5月に大井川源流OFF会の帰り道、大井川ダムに立ち寄った時に
ご挨拶させていただいた自分を覚えていてくださったのです。
感激でした!


展示パネルは色々ありましたが自分が一番吃驚したのがこのパネルです。

大井川は南アルプスのふもと。
南アルプスは崩れやすいという事を先日の大井川源流OFFで実感した自分ですが
その崩れた岩や土砂がどうなるかというと川に流れ落ちて行きます。

そして大井川水系の上流のダムはその押し寄せる土砂を受け止めることになります。
土砂が堆積していくダム。
その土砂は堤体のコンクリートを削り取ってさらに下流に流れていきます。


その土砂が堤体にこんな大きな穴を穿つのです。
これは寸又川にある大間ダム。

定期的な補修が必要なのです。


こちらは寸又川ダムの洗掘された部分の写真。
ものすごい穴ができています。

大井川水系で堤体の洗掘が顕著なのは寸又川だそうです。


補修工事は非洪水期に行われますが
洗掘が著しい大間ダムは2年に一度のペースで補修が行われるとのことです。