女子畑第二調整池ダム 見学 その4

水の流れと逆に見学を進めて女子畑第二調整池ダムにやってきました。


敷地の中でもここにはもうひとつ頑丈なフェンスで仕切られています。
理由は簡単。
釣りの為に立入禁止を突破する人が多いからです。
女子畑第二調整池ダムは釣り用に開放された区域を持つダムではないです。
発電用なんですってば。

これだけ豊かな森だと釣りだけじゃなくて山菜とか勝手に取りに来る人もいそうですね。


ゲートを開けて頂いていざ堤体へ。

女子畑第二調整池ダムの特徴の高欄がはっきり見えてきました。
左岸の山の木々に吸い込まれるような堤体。
山から生えてきているみたいに見えます。


到着しました♪
環境色に塗装された鉄柵。
土木遺産でもある女子畑第二調整池ダムです。
周辺整備は気配りに次ぐ気配り。


傍にきて見ると天端高欄は実に華奢な造りでした。
高さは上下流ともに同じです。

そして山に近い部分にはコケと地衣とカビでしっとりと良い味が出ています。
歴史的木造建築物だけじゃなく
コンクリート建造物にも侘と寂と歴史を語る影はあります。
このあたりが好きな人にはたまらないポイント。


上流側には日が当ってカラッとした印象でした。


侵入防止ゲートを開けて頂きました。
天端に入れてもらえるんです♪
やったやった♪


右岸から見た女子畑第二調整池ダム天端。

高欄の影が見事にセンターに落ちていて
写真としてまっぷたつ感が強い物になってしまいました。
現場では気づかないんですね。
脊髄反射で撮るから。