奥只見ダム 見学 その7

天端中央付近です。
バスがここで停車してゲートが開けられました。
普段は入れないゲートの向こうの右岸まで移動。

ゲートを真上から覗いたところです。
扉体ワイヤー式はほんとにアーム部がすっきりしていて見晴らし最高。
ここでもやはり左岸の地形がとても気になります。
でんぱつの方に質問したところ
なんとこれはこの付近の山に多い風景で積雪が雪崩を起こした時に造られる地形なんだそうです。
そう言われてダムの上流部の山に目をやると同じように表面が流れたような
斜面を目にすることができました。
納得です。

県境をまたいで右岸へ♪
天端の両端にクレーン用のレールがあるのがお分かりでしょうか。
ゲートの保守などで水を遮る必要がある時は角落としのような扉体を
ダム湖側に設置します。
そういう時にゲートの位置まで扉体を運ぶのに使われるクレーンです。
奥に見えている水色のでっかいものがクレーンです。
奥只見ダムはダムの落差を利用して地下の発電所で水車を回すダム式の発電所を持っています。
元々は1号機から3号基までだったんですが4号基を増設しました。
右岸にはリムグラウトトンネルのような巨大な扉でふさがれたトンネルと巨大な倉庫。
トンネルの方に1号基から3号基までの資材、倉庫には4号基用の資材が入れられていて
それぞれにレールが走っていました。
「ここは貯水したままで新しく発電所を増設したんです」
これが凄いんですよ。
貯水したままで工事というのが。
詳しくはでんぱつ様の工事記事(pdf)でご覧ください。
内容も凄いんですが
冬季水位低下時の奥只見ダム上流面の写真は圧倒的な大きさに吃驚します。

右岸から見た堤体です。
この「足もと注意」、誰かの写真で見たな〜。
ここで
「エレベーターに乗りますが一度には無理なので何回かに分けて降ります」
とのアナウンス。
これに対して・・・
「はーい!!私一番に乗りまーす!!温度計が見たいでーす」
と、一番乗り希望。
周囲から何で?という顔をされましたので
「北電の王者・有峰の見学会で聞いたんですー。
一番最初と最後では監査廊の気温が変わっちゃうって。
エレベーターがあったかい外界の空気を運んでくるから温度あがるって。
だから一番に乗るんです〜」
と、説明しましたがこれを解ってくれたのは
有峰見学会にご一緒したふかちゃん様だけだったかもな〜。

そして堤体直下に向かうためにエレベーターへ。
「うわーっ」
「うわわわ」
「こ、ここ何階まであるのーっ」
「うそ!!12階ってこんな凄いの見たことないよ〜」
と、マニア騒然となりました奥只見ダムエレベーター。

エレベーターに一番乗りで乗り込みました。
ああ、楽しみ。
1階 ダム天端位入口
2階 冬季連絡通路
3階 変圧器室
4階 予備電源室
5階 右岸背面出口
6階 右岸ポンプ室
7階 水圧鉄管バルブ室
8階 ダム監査廊
9階 放流管操作室/ケーブルヘッド
10階 右岸排水トンネル
11階 発電所連絡通路
12階 集水ピット
と書いてありました。
ちなみにこの図は奥只見ダムを上流から見た所です。
綺麗なV字型のシンメトリーに近い堤体なのですが
ゲートは右岸寄りに付けられています。

しかし、はしゃいでいるだけの私と違っていつも冷静なダム日和のtakane様が
「これって地上が1階で地下が12階って表示、変わってますよね〜」
と、突っ込み。
あ、確かにそうですね。
B12とかじゃなくてシンプルに12と書いてあると違和感ありますね。
気付かなかったけど。