小原ダム(北陸電力) 見学 その1

2010/12/29 更新


2010年12月。
この冬一番の寒気が来るという天気予報におびえつつ
やってきました福井県大野市。

12月に福井県に行く
なのにスタッドレスタイヤを履かせていない
これだけでNGなのに
根性で絶対に無事故でたどり着く!!
と、決意してやってきましたのは・・


北陸電力様の大野電力部です。

森と湖に親しむつどい 九頭竜湖・真那姫湖サマーフェスタの
ダムマニアブースの写真展示の際に
仏原ダム下流真向写真撮影でお世話になりました。

未だに紅葉のダム写真であの時の仏原ダムを超える写真は撮れません。
とりあえず拝む。


玄関には大野電力部の業務内容の説明板。
なんでかなと思ったら家庭に直結する電気サービスの問い合わせは
ここではなくて近くの北陸電力奥越営業所で対応するんですが
大野電力部の方が市街地の目立つ場所にあるので
こっちに来てしまう方が多いためだと思われます。

大野電力部は・・・インフラの方の担当ですので
電気料金のお支払いや温水器の問い合わせは
奥越営業所の方へお願いします。


管轄しておられるこのエリアのダムと発電所の位置図。
今日、見学させていただく小原ダムは
今年、福井県から北陸電力にドナドナされました。

“福井県の小原ダム”時代に行った方の写真を見て事前学習していたのですが
堤体の型式はGAですが特殊な立地なのか
ちっともイメージが湧きませんでした。

希少型式であるGAという事もあり
以前から見たかった小原ダムでした。


という事で小原ダムに通じる林道にやってきました。
奥の山はもう雪を被っています。
林道入口のこのゲート地点では雨でした。

この小原林道は冬期閉鎖期間が11月初旬〜6月初旬となっていて
一年の半分は通ることができません。
オンシーズン中は車一台に付き通行料300円の有料林道になります。


横を流れる滝波川はすごい透明度で水量も多く
見ているだけで身体が冷え冷えになりそうな清流です。
上流に人家無し。
上流に崩壊地無し。
これで透明度はぐんと上がります。

ただ、都会の人がよく勘違いするのが
透明度が高い=清潔な水だという思い込み。

山に人がいなくても動物が多くて豊かな森だと
動物の排泄物も必然的に増えて大腸菌は多いんです。

山で見た目が綺麗だからと生水飲むのは厳禁です。
水道水が一番安全なんですから水道水飲みましょう。


ゲートを過ぎて林道を進むとあっという間に雪山。
いきなり別世界。