小河内ダム見学 その2

新年早々、やってきました奥多摩湖。
朝5時に都内某所を出発して首都高速を飛ばして到着です。

冬の朝、都内の様子から考えられないほど冷え切った奥多摩湖への道。

凍結を心配していましたが何とかそれはクリアできました。

そして突然、視界に登場する洪水吐き!
車、急停車。


これが小河内ダムの洪水吐きです。
以前あったであろう柵の一番上の腕木がすっぱり取り払われているのは
洪水吐きを正面から良く見せるための配慮なのか?
だとしたらとても景観に配慮しているといえますね(笑)。


洪水吐きに積もった雪、凍りついたコンクリート。
見ているだけで寒くなります。

小河内ダムを紹介しているレポートや写真を色々見てきましたが
いまひとつわからなかった構造が現場でやっとわかりました。
やっぱりダムは現場で見なきゃ♪


そして主堤体の横に移動です。
パーキングに車を入れましたがまだ朝日が届いていなくてもう寒くて寒くて。
写真を撮っても全部青くて青くて。

来る時間、間違えたかも...。
でも朝ダムを見たい衝動のほうが強いのです。


このヘリポートみたいな鋼鉄の桟橋は何なのかと
じっと見ていましたが正体わからず、説明板を探します。


説明板によるとヘリポートのような桟橋の下に取水設備が潜んでいるようです。
『第二号取水施設』と書かれていました。

小河内ダムは非越流式の主堤体と洪水吐き(余水吐き)部分が分離しています。
主堤体の下には発電施設が作られています。


桟橋は断面図ではヘリポートと描かれていました(笑)兼用だったようです。
それにしても主堤体のごっつい事!

さすが帝都の水瓶。
重力式というのが又、たまらん迫力を醸し出していますね。