七色ダム 見学 その3

説明板ではどうしても発電所のほうが主役になっています。


年間降雨量日本一の大台ケ原。
九州や沖縄よりもここ、紀伊半島の南部が日本一なのです。

その豊富な水を使っての水力発電です。

気になったのはダムの高さが修正されていることです。
シールぺったん。

ダム便覧で確認したところ
以前は61mとなっていました。

縮んだ…


発電所の場所はというと堤体右岸にあります。
地下式なので山の中に潜んでいるわけです。


発電所と堤体諸元。

140t/sの水で最大出力82,000kWを作り出すことができる発電所です。

シールぺったん。
ちょっと小さくなったので有効貯水量も少なくなったのかな?


同じ説明板に空撮写真。

いいですねぇ〜。
説明板にはアーチ重力式と書かれています。
GAの堤体ってどうしてこんなにかっこいいんでしょう。


さらにじりじり移動して右岸の発電所が見えるところへ。
堤体直下に発電所。
間違いなく水かぶり発電所。


アーチ型の減勢工がすごく素敵でどうしてもここに目がいきます。
今の時間は2t/sの河川維持放流中。
数字をみると少なく感じますが2t/sでもこんなにお水が流れるんです。

そして七色ダムがクレストゲートを開けたときは・・・
「ダム好きさん」の管理人、灰エース様がリリースされた
「ザ・ダム 放流」のDVDを見ていただくのが一番良いです。

七色ダムの放流の凄さ
そして水がこんなに美しく跳ぶのかと
感動の映像が見られます。


ゲートが開いたらもうこの減勢工が大暴れ。
今の静かな姿と一緒とは到底思えない姿に変身します。