中筋川ダム 見学 その3


管理所にやってきました。
1階の展示ホールには祝祭日でも入れるようです。


『中筋川ダム展示室』です。


これはダムの管理業務を紹介する展示物。
レーダー雨量システムや水位観測所など。


展示物の中で一番目を引くのがこの模型です。

気になるのが堤体中央の四角いライン。
中筋川ダムのホームページによるとどうやらここはモニターが入っているようです。


中筋川ダムには各所に計算しつくされたデザインが見られます。
下流面の段々は勿論ですが、自分が一番気に行っているのは
このオリフィスゲートのスリットです。
ふたつのオリフィスゲートの高さが異なるのですが
スリットだけは同じ高さに揃えてあるために
安定感の増した景観になっているのです。

ちなみに写真の図はオリフィスゲートのスリットを説明した物ではありません。


ダムの保守点検、観測に用いる機器の説明と
それらが配置されている場所を見ることができる展示物です。
いま点灯しているのは温度計の場所。


こんなジオラマもありました。
これ、写真が悪くて見づらいですが
ロックフィルダム、重力式ダム、アーチダムが作ってあるんですよ。
重力式はもちろん中筋川ダムのミニチュアです。


で、ここで玄関に戻り、インターホンを押して宿直の方にダムカードをいただきました。
堤体と一緒に撮影して喜ぶ。


さて、資料展示も見たし、ダムカードも貰ったし
堤体を愛でに行きます。

取水塔が見えていますがこの時期、適度な水位ですね。
直轄ですから。