武庫川遊水地
2021/10/11 更新
千苅ダムへ続く道の対岸の県道にやってきました。
真新しい巨大な橋脚が立っています。
見上げると特徴的な外観。
これはバタフライウェブじゃないかっ♪
ちらりっと見えている主塔がとても低いのでエクストラドーズド橋だというのもわかる。
詳しくは新名神武庫川橋(PRC5径間連続エクストラドーズドバタフライウェブ橋)
をご覧ください。
バタフライウェブは最近の橋ではあちこちで採用されています。
車を進めると武庫川を渡る橋に差し掛かります。
そしてその先にはまた高速道路の桁が見えています。
次に行く川下川ダムはあの高速道路の下あたり。
右岸を走っていたのですがここで左岸に渡ります。
橋の袂、右岸側から上流側を見たところ。
橋を渡って左岸側から上流を見たところです。
この部分で川幅はそこそこ広いです。
そして橋のすぐ下流、右岸側に真新しいコンクリート。
武庫川遊水地です。
平成31年に竣工したばかりの施設です。
水位標が見えました。
一番上の数字はEL134mです。
現在の水位は…EL127mくらいだと思われますが
良く見えませんでした。
河川水位が上昇してくると
この越流堤を超えて遊水池に水が入り始めます。
越流堤は市街地に近い遊水池ではよく
勝手にスケートボードの練習で立入禁止が突破されているのを見ます。
防災インフラなのですが、広く平らで障害物の無いコンクリート面が
絶好の練習場に見えてしまう人もいるのでしょう。
やめて頂きたいです。
遊水池の貯水するエリアは広いグラウンドのような外観になっていました。
背の低い草が生えています。
周囲には、くるりと道路が巡らせてありますがゲートもあるので
ここから見るだけにしました。
越流堤越しに見る武庫川です。
名塩ダムのレポートでも書きましたが武庫川は
流域人口が全国10位、想定氾濫区域資産も全国10位という
都市河川です。
ダム建設が実現しなかった川でもあります。
だから治水のために打てる手はすべて打つという方針で
進められてきた事業の一つがこの武庫川遊水地です。
令和3年6月 兵庫県の 流域治水シンポジウム
みんなで取組む「総合治水」
こちらの資料で他の事業についても知ることができますので
是非ご覧ください。
ということで次の目的地、川下川ダムに向かいました。