MM2015 天ヶ瀬ダム その2
宇治橋を渡るときに水量の多さにドキッとしました。
各グループに国土交通省近畿地方整備局の職員の方が
2名ずつ同行されているのでなにかあったらすぐ聞くことができます。
「お水多いっ」
「放流してますから」
「今何t/s放流ですかっ」
「さっきは630m3/sでした。洗堰が開いているので」
塔の島の工事現場もすっかり水没です。
工事車両の道路も水没しています。
これが600m3/s超の宇治川。
宇治橋を渡って右岸の細めの道に入ります。
するとこんな看板が目に入ってきました。
「放流すると塔の島が立ち入り禁止になるので・・・」
と、国交省の方がすまなさそうにおっしゃいます。
「ああ、そういえば本日も鵜飼がないってどこかに書いてましたね」
「放流するといろいろ影響があるんです」
さすがダムに近い世界遺産の町、宇治。
いろいろ気を使わないといけないことだらけ。
丁度家の切れ間から段差工のすごい波が見られました。
これは増水しているときにしか見られないので
あわてて何枚も撮りましたが歩きながらでいろいろ見づらい。
進んでいくと右岸から塔の島にかかっている朝霧橋の赤い高欄が見えてきます。