森と湖に親しむ旬間 2009 その4

ダム愛好家仲間も続々到着。

でもお天気が崩れだしました。

午前中はまだ何とか持ちましたが
お昼前に奥揖斐エリアに強力な雨雲がやってきました。
職員の皆様の表情に険しさが見えるようになり
気象庁からの報告にダムが洪水調節の為の予備警戒体制に移行。

仲間は携帯端末で「川の防災情報」をチェックしたり
私は管理所のコントロールルームを(窓越しに)覗きに行って
MICOS witをチェックしたりしました。

そうこうしているうちにダムの上に雨域がやって来て
物凄い雨が降ってきたのです。

同じ日にイベントをしていた九頭竜ダムでも同じ雨域にやられていました。
実は徳山ダムでもイベントをしていたのですが多分えらいことになっていたかと思います。

心配ですが見学コースの最後に写真展を用意していたので
庁舎玄関でお客様に写真展を見て頂きながら横山ダムのバスで
お客様を下流のパーキングに移送開始。

そしてこのまま警戒体制が続くと職員の皆様がコントロールルームにこもらねばならなくなり
見学の案内の為に人員を割けなくなります。

お昼過ぎ
やむなく見学が中止になってしまいました。

その後もお越しになったお客様がいるので本当に悔しい。
お天気に恵まれませんでした。

     

ダム愛好家に会いに来て下さったお客様もたくさんいらっしゃったのですが
全員がホロー内部見学をできなかったかもしれなくてしゅーん。

◆ ◆

当日見学できた方はこんな光景を見られていたかもと
準備で行った時に見せて頂いたホロー内部を紹介。


エレベーターのあるホローです。
ここは井川ダムの11-12ブロックと同じく実に撮り応えのあるホローです。


ホローの端っこから。
このコンクリートの壁の織りなす空間美。
横山ダムに来て頂いたのなら是非愛でてほしい。


下流側に出てきたところです。
ファンタジーホールのある中段監査廊より低い位置になります。
目の前には水圧鉄管がどどーん♪


下から見あげる堤体。
この準備の日は本当にお天気良かったんです。
当日にこのお天気が欲しかった…。


そして今まで4回も横山ダムに入っているのに
今まで目にしていたのに気付かなかったこの冷蔵庫のような箱。

「これ、なんですか〜?」
「プラムラインです」
「な・・プラムラインっ!!」

なんと横山ダムのプラムラインは箱入りだったのです。
井川ダムでは底部から天端に向けて伸びるピアノ線が
緊張感を覚える荘厳なプラムラインでしたが
横山ダムでは箱入り娘。


ピアノ線もきっちりパイプでガードされて天端まで伸びていました。
まさか箱入り娘とはなぁ〜。


これは水圧鉄管の走るホロー。
私はうまく撮れなかったけど皆様はかっこよく撮ってくれたかな。

◆ ◆ ◆

横山ダムの堤体内見学イベントは午前中で中止になってしまいましたが
250人近いお客さんがいらっしゃったとか。

関東からお越しになった方も
関西からお越しになった方も
そして地元の方も
本当にたくさんのお客さんが横山ダムを見てくださいました。

揖斐川防衛隊

横山ダムと徳山ダムを表すのにぴったりだと思ってつけた名前

それはお客さんに伝わったでしょうか

◆ ◆ ◆

1年に一度の森と湖に親しむ旬間
全国各地のダムがその働きをたくさんの方に知ってもらうためのイベント

2009年の森と湖に親しむ旬間は最初から最後まで
梅雨前線に悩まされお天気に恵まれませんでした。

まさに洪水と戦う最前線のダムを見学された方もたくさんいらっしゃったかもしれません。
放流に遭遇された方も多いことでしょう。

でも管理所の皆様はいいます。

 「やっぱり森湖では晴れた空の下でダムを見てほしいですね」

ぴりぴりとした空気のダムではなく
ほのぼのと穏やかなダムを見てほしい

洪水の心配をしないで
渇水の心配をしないで
人の為に頑張っているダムの穏やかな顔を見てほしい

来年はそんな顔を見せてもらえたらいいな
という期待と共に
たくさんのお客さんと管理所の皆様に感謝の気持ちを持って
MM2009は終了しました。