宮川ダム 見学 その6

桜の咲く展望スペースから堤体を拝みます。
うーん。
微妙だ。
柵がどうしても邪魔をする。

高い所にあがっても見えないものは見えない。
とりあえず他のビューを探して周辺をうろうろします。

少し下って来て下流側から見られるポイントに。
この場所がなぜこんなに視界が開けているかというと
下流側から堤体を監視するためのCCDカメラが立っている場所です。
カメラの立っている場所はダムを見るのに良い場所。
時にはカメラが邪魔をしてぷんぷんしてしまう事もありますが。
このあたりから見ていると
堤体導流壁がまっすぐでは無く少しすそ広がりになっているのがよくわかります。
天端ではゲート幅、エプロンの下では減勢工幅。

カメラのある場所から左岸の展望スペースへ歩いてくると
谷の方で崩れた痕跡がよく見えます。
元々沢筋で崩れやすい場所ではあったのでしょう。
沢の上流には止水用なのか治山用なのか
とても古い擁壁がいくつも並んでいました。

展望スペースの足元から桜と一緒に狙いましたがやはりこれもいまいち。
桜とダム、難しいー。

仕方がないので展望スペースからプリクラ状態で撮って見ました。
一応、ゲート支柱に書いてある『宮川ダム』の字は見えるように気を使ったんですが
写真としてあまりにも不出来。

ゲート部分のアップ。
真紅のゲートと天端を支える扶壁の影
年を経て黒くくすんできたコンクリート。
翳りを帯びたその面持は今までにどれだけの出水と闘ってきたかを
静かに語ってくれているようです。
深山の麓
大台ケ原の水を受け止めるダム
大切な水を
安全を
過酷な職場で自らの仕事を全うするために
その顔に厳しいしわが刻みこまれていくように
宮川ダムは翳りを帯びて、なお、男前で実にカッコいいダムでした。
おまけ写真

地震観測の為の装置がダム湖側に置いてあったんですが
この菅笠はいったい…・。
どなたのお手製でしょうか。

パッと見ると気付かない。
でもよく見ると線やフォントが・・・
カッコいい宮川ダムの脱力系フォント。
なんでこういう事になるのかよくわかりませんが
書いてから下地が歪んだみたいです。
見ているとこちらもへなへなになります。