三滝ダム 見学 その1

2005/5/31 更新

バットレス

その異形に魅せられてまたまた出かけてしまいました。

前回、岡山県の恩原ダムで初バットレスしましたが
今回はお隣の鳥取県の三滝ダムです。

前回、初バットレスする為にこのエリアに来た時は
夕暮れが近づいていた為に恩原と三滝のどちらに行くか迷って
片方を切り捨てた事がずっと気になっていました。
射程内に入っていたのに諦めた事はとても悔いが残ります。

そしてリベンジ。
やってきました三滝ダム。


朝5時半。
林道入り口までやってきました。
地図ではかなり細い道として描かれていましたがちゃんと舗装してありました。
ダートを覚悟していたので余裕で進みます。

どんどん標高が上がり目的地に近づいていくと突然、眼下の林の合間から堤体が見えました。
しかし林道は狭いので路上駐車禁止。
駐車できるスペースを探して堤体横から1kmほど奥に進みます。
トイレと広場になっているハイキング用車両の為に作られたスペースを見つけ、ここにパーキング。
 

小鳥のさえずりを聞きながら少し寒いくらいの空気の中、誰もいない林道をるんるん堤体へ歩きます。


まだ暗いのでダム湖もどんよりしています。
でも今日のお天気は晴れという事なので空を見上げて数時間後に期待を膨らませます。


恐ろしく静かなダム湖面。

どこから流れ込んでいるのか水音がダム湖の上に届いてきます。
満水位のようです。


左の上から来ているのが林道です。
そして右下についているのが堤体までの歩道です。
車両は入れる幅ですがこの道の扱いは中国自然歩道なので途中で車は通れなくなります。


少しずつ明るくなってきました。
三滝ダムのオーナーは中国電力です。

バットレス・ダムの中では最も新しい堤体。
というか国内で造られた最後のバットレスがこの三滝ダムです。