南向(吉瀬)ダム 見学 その4

発電所前は展示物があると聞いていましたのでトコトコ歩く。
バス停も「発電所前」です。
中部電力様か公園として整備した下さっている『みなかた広場』です。

水車が展示されています。
昭和47年から63年まで使われていたというフランシス水車。
水車の使用期間としてはなんだかとても短いような・・
これはやっぱり天竜川の砂のせいで羽が傷むんだろうか。
砂が多いところとそうでないところではかなり違うような気がします。
建設時の水車がまだ全然傷んでいなくて現役というところもあるし。
発電能力を上げるために出力アップで取り換えというのもあるそうなので
交換理由は現地では分かりません。

そして発電所正門横にはどどーん!!と
電力王・福沢桃介の胸像が。
電力王の経歴と仕事についてもばっちり説明板。

胸像の横に石碑があります。
漢詩は読めないけど漢字で空気を感じる。

その「水然而火」のタイトルがついた漢詩なので
うんうん頭を捻って読もうと頑張りましたが
なんのこっちゃない石碑の裏にちゃんと和訳が・・・。
南向発電所の水槽の壁に「水然而火」という碑があるのだと
電力王の説明板にありました。
「電気を起こして産業を興隆する
国を豊かにして国民の文化を高める」
という電気事業の心意気なのだそうです。
水力発電素晴らしい。

みなかた広場で色々説明を見た後もう一回発電所を愛でる。

水圧鉄管、もともとは3本あったんですね。
1本なくなってます。

発電所にお水を届けるために頑張る南向ダム。
1000t/s級洪水が年に何度も来るという天竜川です。
その洪水を安全に流下するために採用されたローリングゲート。
ダムと発電所は伊那街道こと県道18号で12kmくらい離れた位置にあります。
少し距離がありますがやっぱりペアで見てこそ価値があると思います。
ダム便覧には載っていませんが歴史的価値が大変高いダムでもありますし
ビューポイントには恵まれませんが見に行ってほしい南向ダムと南方発電所でした。