水殿ダム 見学 その3


アーチ式堤体の直下に発電所。
非越流堤体でしか見られないアーチ堤体直下の発電所。
施設もアーチに沿って配置されているのがとても良いですね。


真ん中までやってきて右岸を見たところ。
アーチ堤体と余水吐の間に大きなコンクリートのブロックが。
スラストブロックですね♪
なんか凄く引き締まるなぁぁ。


上から見ると扇型。
堤体と一体化している感じが凄くありますね。
あそこから見あげたいなぁぁ。

水殿ダムは堤高95.5mあります


左岸までやってきました。
天端にレールが走っているのでお分かりと思いますが
左岸にはクレーンが鎮座しています。

後、アバットメントの山にトンネルがありますが
これを通っても大きなコウモリとたくさん遭遇したただけで
ダム湖側から良いビューが見られるとかそういう事は全然ありませんでした。


左岸から見た堤体。
梓川3姉妹(兄弟)の真ん中を仕切るだけあって
実に硬派。

しっかり者のイメージが湧いてきます。
美しい無駄のないアーチですね〜。


でも自分が一番気に入ったのは
アーチとスラストブロックと余水吐が融合している右岸です。

ここから見る右岸が大変気に入りました。

可愛い元気いっぱいの稲核に対して
しっかり者の水殿というイメージです。
さぁ、奈川渡はどうでしょうか。

という事で水殿ダムが非常に気に入りましたが
次に控える奈川渡に向かいます。

 


帰り道

天端で変な物を発見


天端高欄にポツンと
こんな金属が

こんな所になんだろうと
手を伸ばしましたが
びくともしません

完全に堤体にくっつけられていたのです


上から覗くとねじが・・・

まさかこれ

プラムラインのピアノ線とかじゃないよね〜
いくらなんでもこんな所にむき出しでつけないよね〜

でもだとしたらこれは一体何なんだ

と、ひとしきり頭を悩ませ、結局何だったのかわからないのでした。