間瀬堰堤 見学 その2


ダム湖のほうに降りる道があり
ボートがずらっと並んでいます。

お客さんが多いわけ
それは間瀬湖がヘラブナ釣りのメッカだからです。
訪問したのは平日でしたが次から次へと釣り客がやってきます。

ダム湖の中にはボートがいっぱい
岸から釣り糸を垂れる人もいっぱい
すごい人気スポット。


当日の水位はこのくらいでした。
水深19.3m。


天端に戻って下流側を見るとこんな感じ。
両側は草が生い茂っていて緑に包まれたダムです。


天端でひときわ目立つのがこの建屋。
何と2階建てなんです。

土台は堰堤と同じコンクリートですが
上は木造で凄いおしゃれな外観。


下のほうにカモフラージュしているのかというくらい目立たない
諸元を記載したパネルがありました。

堰堤概要
位置  児玉郡秋平村大字西小平
形式 玉石混疑土重力堰堤
延長 百二十六メートル
高サ 最高二十七、五メートル
上部幅員 四メートル
○標高 一五九、五メートル
勾配 内法壹部、外法八分六厘
貯水量 五拾参萬立法メートル
水面積 七町歩
灌漑面積 七百町歩
工費 四拾壹萬八千圓
竣工 昭和十二年三月

おおおお!! “混疑土”
コンクリートだコンクリートだ。


で、窓から中をのぞくとこんな物が置いてありましたー。
凄い親切に見えやすく置いてくれているあたりが嬉しいですが
気付かない人もいるかもですね。

昭和12年築ですが監査廊もちゃんとありますね。


角度を変えてまた覗く下流側。
直下に道路と民家があります。