丸山ダム 見学 その8

そして新丸山ダムのスペックを見るとこれが又凄い。
クレストに非常用洪水吐き10門。
常用洪水吐きが二段構えで9門。
これだけゲートがあるとどんな操作手順になるのかどきどきします。

これだけ高くなってしまう上に堤体の横に又堤体という凄い発想。
撤去しないで工事を行うというのは凄いと思います。
今の丸山ダムが関西電力の発電で水を吐けるし全部堰き止めてくれているので
スムーズに工事が出来ます。

もちろん工事中に今の丸山ダムがクレスト開放しなくてはならないほど
凄い水位になることが無ければの話ですが(笑)
それにしても凄い工事になりそうですね。

新しいダムができるとこんな風に今見えている丸山ダムは
水没して見えなくなってしまいます。

でもこのお洒落なローラーゲートは夏季制限水位の時にはきっと顔を見せてくれるかな?
新丸山ダムのサーチャージ水位は209.4mですが常時満水位はEL186.3m。
丸山ダムのサーチャージ水位がEL188.3m。天端はEL190.0m。
新丸山ダムが出来たらダム湖に浮かぶ神殿の門のような
丸山ダムのローラーゲートが見えるとしたら凄く素敵だと思うんですが...。
ゲートの上に鎮座しているゲート巻き上げ機と扉体は撤去される事になるでしょう。
もしかしたら階段の手すりなんかも撤去されてしまうかもしれません。
日吉ダムが建設されてゲートが撤去された世木ダムのように。
水没する堤体。
50年頑張って役目を終える日が近づいている堤体。
でもまだ頑張ってね。
新丸山ダムができるまで頑張ってね。
新丸山ダムが出来ても日本のダム建築史に残る堤体なんだから。
胸を張って建ち続けてね。
無くなるわけじゃないしずっとその姿を見に来てくれる人がいるよ。
展望台から堤体に向かってそんな事を語りかけてしまいました。