曲渕ダム 見学 その5


天端です。
新しい御影石が白くてピッカピカ。
丁寧に美しい改修工事が行われたのだなと見ていて思いました。
水源地に払う敬意が意匠から感じ取れます。


管理所の方を探してぐるぐる回っている時にガラスに張られた
資料を見る。

バルトン技師の顔写真もあります。


竣工した時の写真もありました。


管理所の方を発見して声をかけ許可を頂きました。
天端に入らせてもらいます。


天端に降りる階段の壁にこんな石板が埋め込まれていました。

文字全部は読めませんでしたが“安堤”は読めます。
竣工当時のものでしょうか。
それとも改修工事の時のものでしようか。
いずれにせよこのダムを思っての言葉には違いないでしょう。


御影石の天端。
歩いていて本当に綺麗で気持がるんるんします。

華美でなく石の美しさを大事にうまく活かした控え目な高欄。
天端の照明もいかにも管理用ですという水銀灯ではなく
お洒落な街燈風。
配置にも気を配られていてこの写真だけ見せて
ダムなのよ〜と言わなければどこかのお城といっても通用しそうな雰囲気です。


左岸に移動してきました。
さすがにここには監視カメラがあるのでダムっぽくなりました。
監視カメラの向いている先は洪水吐きの越流部です。


越流部はこんな感じ。
コンクリートが新しいので平成の改修工事で綺麗にしてもらったのでしょう。


左岸に大きな碑がありました。

達筆過ぎて読めなくて管理所の方にお聞きしたら
これは「豊源天」と書かれているとのこと。

天 源 豊 

竣工当時の水道課長、上田研介氏によるものだそうで
「天は豊なる源なり」という水に感謝する気持ちを表してものであるとのことでした。


記念碑のある場所から見ると貯水池はきらきらしてとても綺麗です。
満々とたたえられた水
見ているだけで心が和む“幸せ水位”です。

平成4年の改修工事でそれまで直下にあった管理所も
今の天端レベルに引越ししたそうです。

福岡市で初めて作られたダムでもあります。

地域の方に親しまれるダム。
大事な大事な水道水源として働くダム。

曲渕ダムにはそんな愛されダムのオーラがたくさん出ていて
とても幸せそうに見えました。