屈足ダム 見学 その3


右岸のダム湖側です。
こちらはロック材がこのように顔を出しているので
こちらをみたらロックフィルダムだと分かりやすい。


ダム湖方向をみたところです。
山が遠いな〜
やっぱりフラットだよな〜
と、北海道の河川特性を少し思うなど。


ゲート放流しているので洪水の時に網場をくぐってやってきた
細かい流塵と流木がこんなに堤体の近くに来ていました。


屈足ダムの洪水吐ゲートは
カナリアイエローとコバルトブルーに塗装されているのですが
出水後の汚れで可愛そうな状態に。


水位標もこんな状態です。

「あーあーあーあー」
「まだ可愛い方ですよ」
「これのどこが…」
「午後に行くダムでそれを見てください」
「・・・一体どんなに被害出ているんですか…怖い」

前日に空知川でT1610被害を見てきましたが
十勝川でT1610の被害はそれを上回ってとんでもないらしい。


ゲートの銘板見つけました。
川崎重工製です。


洪水吐下流は河床をきっちりとブロックで固めてくれてあるので
洗掘されたりはしていませんでしたが
更に下流には河岸が崩れているところも見えました。


屈足ダムは十勝川本川で言うと中流から下流に位置するダムです。
上流には北海道電力様の岩松ダム、さらに上流には北海道開発局の十勝ダムがあります。

屈足ダムの下流、帯広市街までの間にもうダムはありません。

ダムはありませんが捷水路が整備され
連続して襲来した台風に効果をあげました。

屈足ダムは出水の後もずっと
くったりする間もなく働き続けていました。

早くダム湖の濁りが落ち着いて
綺麗な堤体と綺麗な川面に落ち着いてくれるといいなと思いつつ
次のダム見学に移動しました。