門田貯水池 見学 その1
2007/8/23 更新
重力式アーチと曲線重力式の区分が曖昧な事が気になり
ダム便覧で重力式のダムを片っ端から見ていた時にぎょっとするような
写真に出会いました。
そのダムは確かに重力式の形をしていましたが異様に薄かったのです。
写真を提供してくださっている「ダム好きさん」の管理人・灰エース様のコメントも「薄っ!!」でした。
こんなに薄い重力式って大丈夫なんだろうかと不安になるほどの外見でした。
見ていたらそわそわしてしまいそうなそのダムは栗原ダムといいます。
栗原ダムは広島県尾道市にあります。
少し上流には重力式アーチ(未認定)の久山田ダムもあります。
ダム巡りには欠かせないtakane様作のDamMaps。
栗原ダムと久山田ダムへの道は住宅街の間の細い道。
R184からは尾道大学の標識を目印に曲がると道を間違えることはないと思います。
細い道をそろそろ走って登ってくると視界に堤体登場。
栗原ダムです。
道が狭いので駐車スペースに困り、少し行き過ぎてから路上駐車。
道路との間に草が茂っているのでぱっと見渡せません。
表面の石張りはともかくデザインを見る限りかなり古い物のようです。
天端の横は柵で締め切られ入ることが出来なくなっています。
栗原ダムは堤体よりそのダム湖である門田貯水池の方が
良く使われている名称であるようです。
所有・管理している尾道市水道部(局?)の看板が立っていました。