金城ダム 見学 その2


天体下流は芝生広場になっているようです。
たくさんの家族連れが来ています。


芝生広場にはお弁当を広げるグループや走り回る子供
堤体管理所前の斜面の天端レベルから減勢工までボールを投げている人。
ボールを投げて取りに行くのがわんこなのかと思ったら子供だったのに吃驚。
そして投げているボールがラグビーボールだったことに更に吃驚。

沖縄では子供の運動能力がものすごく高いのか???


と、周囲のあまりにもダムに親しんでいる雰囲気に気押されつつ見学。
減勢工に架かる橋から堤体真向きを拝めます。

金城ダムの堤高は19.0m、堤頂長は120.0m。
河川維持用水(不特定用水)確保と洪水調節目的のダムで
ゲートは自由越流式4門のみ。

小さなダムです。
管理は沖縄県。


ラグビーボールにドキドキしながら減勢工に近づきます。
見事なデコレーション。

たった今見てきたばかりの首里城の一部かと思わせる見事な造りです。

これは絶対に首里城を見てから来るのが正解だぁ♪
このデザインと首里城を重ねるのが見方として正解だよぅ♪
琉球石灰岩で外観をデコレーションしているって聞いて
またデコ・ダムかと心配してたけどここは絶対成功してる!!

がっしりとした造りの減勢工の壁。
側水路部分の壁も同じデザインで沖縄の城、“ぐすく”を思わせます。

自由越流式の洪水吐をまるで橋梁のように見立てているのも秀逸。


洪水吐部分の天端が少し広くなっていて
そこにとんがりが堤体からの滑らかなラインでぴこっと出ているのが可愛いです。
これは首里城で見た壁の角っこに通じるデザイン。