君ヶ野ダム見学 その11

堤体の真中に開いているおへそゲート、ホロージェットバルブ。
このゲートからの水は津市街地周辺の工業用水として利用されます。
河川維持用の水とは別の扱いになっています。


ホロージェットバルブは直径900mm。

「午後になったらここからの放水に切り替えます」

そう仰って入り口の扉が開けられました。
え、まだ更にお近づきになれる...?

はしごを下るとそこにはどーんと巨体が設置されていました。


これが900mmホロージェットバルブの先端です!
立っているのは堤体の真中の狭い空間。
不用意に足を進めると減勢工にまっさかさま。

点検でも何でも作業には必ず命綱が必要な空間です。


二枚合成で何とか縦方向だけ全体写真。
重厚な防錆塗料でコーティングされたバルブです。


放水中の堤体の中から放水を見るなんて
これは凄い事です!業界特権です!
ダム管理に関わる方にだけが見る事ができる視界を
見せていただけるなんてこんな幸運、そうそう在る事じゃありません!


下流側を見ると足元は滑らかにカーブしてエプロンに続いています。
苔も生えていて滑ったら命が無いです...。