番外編 建設技術展 2009 近畿 その4

可愛いテトラちゃんにお掃除ロボットに癒されつつさらに進んできました。


ここは日本橋梁建設協会様のブース。
昨年はトラスの見分け方を伺ったのです。
ハウトラスとプラットトラスとワーレントラスの見分け方を教えてくれと。
どうも私は逆に覚えていたらしいというところまでは判りました。

今年はなにやら面白いものをご用意されています。

ウルトラ橋博士クイズ

「チャレンジしてみてください。10問中9問正解でプレゼントがあります」

という事で別のお客様がトライされた後に私もチャレンジ。
私の前にトライされた方は10問中5問か4問正解との事。
かなりマニアックな問題が用意されているようです。


という事でチャレンジしました。

めっちゃ悔しい!!!
8問正解だったのです。
後、1問だったのに…


でも当日の最高得点だったという事で橋博士に認定していただきました。
後ろに写っている橋マニアなら絶対欲しい「日本の橋」の本が景品でした。

凄い面白そうな本でかなり欲しかったので現場でふるふるするくらい悔しかった。
橋を勉強するのに最適な本のはずだぁぁ。


橋に負けた悔しさを胸に次に向かったのはこちらの関西鉄筋工業共同組合様のブース。
周囲には熟練技術者の風格漂う方が沢山。
なので遠目にじーっと見ていたら

「結束してみませんか」

と、声がかかりまたまたトライ。


熟練技術者の方がてにしておられるのがハッカーという道具だそうです。

ほほー
ハッカー

グリップから出ている鉤爪部分はくるくる回ります。
これで鉄筋を固定する結束線という物を締めます。

教えて頂きながら4本目で綺麗に結束できました。
わーい♪


プロの方が締め固めた鉄筋です。
鉄筋交差部分一つ一つに結束線があります。
美しいな〜。


工事現場でよく目にする行灯。
これになってから光がマイルドになってしかも明るくて
工事現場の方も通行車両も大助かりなんじゃないかと思っている行灯。
これは寝ているんじゃなくて頭を下げているポーズですよね。


NEXCO中日本は玄関でバイオトイレを展示してくれていました。
座らせて頂きましたが綺麗で素敵ですね。
富士山でも使われているおがくず仕様のバイオトイレ。
水いらず。
大人気でした。

個人的には
NEXCO中日本には
飛騨トンネル物語と
この夏、お盆直前に静岡を襲った地震で被災した
東名高速復旧作戦のドラマを聞きたかったなぁ。

 「必ず復旧します」
 「皆さん安心して帰省して下さい」
 「皆さんがお帰りになる時までに復旧させておきます」
 「当社の技術の全てで対応します」

ニュースで見る度に私はそんなメッセージが届けられているようで
涙ながらに応援していたのです。
NEXCO魂を信じていたんです。

 即座に判断された資材投入
 最高のオペレーターの確保
 迂回路として工事中路線を開放
 上り下りを両方ストップせずに帰省ルートを確保

それは

 必ず復旧させるからお盆休みを楽しんで来てください
 皆さんが楽しい思い出とお土産をいっぱい持って
 お帰りになる頃には通れるようにしておきます

という気合の現れだったと思います。
これがNEXCO魂。



という事で今年も最初から最後まで各社のブースで騒がしく
楽しく過ごした建設技術展レポートでした。

来年また運よく見に行けたらいいな♪