河内貯水池堰堤 見学 その8

天端を進んで右岸に。
正面に何かあります。

ダム軸にあたる場所に二つの石碑がありました。

ひとつはこちら。
落款の朱まで忠実に。
墨も黒々。
これは最近、綺麗に仕上げたのかなという位のメリハリ。

そしてもう一つはこちら♪
あああああ。
神戸市水道局堤体3兄弟のような銘板♪
素敵素敵。
H.NUMATA M AM SOC C.E
M.ADACHI C.E
Y.MATSUO ASST ENG
河内貯水池堰堤の設計・施工をされた技術者の名前がっ♪

左岸の駐車場にある説明板です。

なんと河内貯水池堰堤周辺は近代化遺産がてんこもり!!
さすが八幡製鐵所♪

工事時の写真もあります。
伸縮継手面という説明が入っていました。
メイソンリーダムでも伸縮継手造るんだって初めて知りました。
すごいなぁぁ♪

先ほど見に行った池は水質改善の役割を持っていた池だったようです。
噴水、今も出るのなら出してほしいですね。

そしてドキドキしたのがこの説明。
沼田尚徳氏は八幡製鐵所の土木部長で詩人
詩人
芸術家だ
多様な組積方法による造形美
納得した。
このダムの美しさの元はここにあるんだ〜♪

右岸上流から見た堰堤です。
遠目には堅牢そのもの。
遊びなしに見えるのに・・・

近くで見るとこの繊細さですよ♪
しかしこの薄い割石を丹念に積み上げて造るという技術の高さにはうっとりするほかありません。
世界遺産の候補になっているという、台湾の石板屋集落を連想してしまいます。

国内に残るメイソンリーダムの中でも飛びぬけた美しさの河内貯水池堰堤。
北九州に行ったら必ず見てほしい素晴らしいダムでした。
河内貯水池堰堤の竣工当時の美麗写真は
土木学会の土木学会付属図書館・デジタルアーカイブスで
「戦前土木絵葉書ライブラリー」、『水道』コンテンツで多数公開されています。
亜字池の噴水と余水吐を流れる水は迫力満点です。
おまけ
河内貯水池堰堤周辺散策を効率的にするには

ダム湖畔にあるこの建物。
運悪くパーキングした後にこの建物の裏を通ったために見落とす。

レンタル自転車のサービスがあったんです。
あーあーあーあー
使えば良かった…。

自転車でダム湖の風を感じつつ堰堤から
上流のレンティキュラートラス橋までいくのをお勧めします。