蛙股池 見学 その1

2008/4/9 更新

奈良県にある蛙股池。
ダム便覧にも載っていない古い池です。
近くを鉄道がとおり、駅もあり交通の便がいい事から周囲は住宅で囲まれています。


蛙股池はこんな場所にあります。

なんで突然この池を取材しようかと思ったかというと
3/7の奈良新聞にこんな記事が載っていた
当方のBBSにお越しになる加賀の助様から情報を頂いたからです。
ここの記事では蛙股池の堤高が奈良市では16m、奈良県では14mという認識であると書かれています。

そして蛙股池をwebで調べると
日本最古のダムという紹介しているところが
ダム便覧のテーマページをはじめにいくつかあります。

堤高17mという数字がでてくる所もあります。

あちこちで出てくるこの数字。
多分。ダム関係の専門書に蛙股池が日本最古のダムと言う記載があるからなのだと思います。

その文献がなんというものでいつの発行なのかはわかりませんが
何故かダム便覧には蛙股池がダムとして登録されていません。

そして奈良新聞の記事にあるように
奈良県は14mと認識しているけど奈良市は16mと認識しているという
このずれがダム便覧に登録されているか否かを分けているようです。

2〜3mの差ってなんでおきたのかな?
とりあえず近くだし行ってみよ♪

と、電車でとことこいってきました。



蛙股池は近鉄奈良線のあやめ池駅を降りて歩いてすぐです。
歩きだしてすぐ、視界に橋が入ってきました。


交差点でバス停を見ると・・・


「蛙股池」でした。
近い。


このバス停からもう池の端が見えています。
どうやらすぐそこが蛙股池の堤体のようです。


堤体の方にやってきました。
朝7時。
ちょっと寒い3月中旬。
駅に向かう人の姿多し。
車の通りも割とあります。