井川ダム 見学 再び その1

2006/9/12 更新

中部電力のダムのひとつ
大井川の神殿・井川五郎ダム

このダムの魅力はなんといっても堤体内の大空間です。

2004年、秋
中部電力の御厚意で堤体内を見学する事ができました。

あまりの荘厳さ、美しさに圧倒された堤体内の空間ですが
写真技術があまりにも未熟でよい写真がほとんど撮れなかったという経験があります。

その記憶は事あるごとに自分の中で後悔の念として蘇り
写真技術を磨かなくてはならないという戒めと共に脳裏に刻み込まれていました。

 

もう一度チャンスがあったら
もう一度あの場所にいけたら

 

2006年 森と湖に親しむ集い・奥大井接岨湖フェスティバルで
長島ダムの天端で中部電力のブースをうろちょろしていた時に
偶然に井川ダムの管理所長様とお話をする機会に恵まれました。

「中空重力式の中に入りたいんです。
以前一度機会を頂いたんですがもう一回、いや、何回でも入りたいんです。
前回は別の見学会の後に時間をとって頂いて見学させてもらいました。
業務の邪魔をしたら申し訳ないのでそういう機会はまたあるんでしょうか。
もしあるのでしたら近畿圏ですが駆けつけますので教えていただきたいんです。」

と、熱烈にアピールしました。

すると

「○月○日に見学会があるんでその日に来てもらえたら私が案内してあげられますよ」

と極めて近い日時でお答えがありました。

○月○日・・・・・
お、お休みだ
一日だけどその日はお休みだぁっ 

「来ます! 絶対に来ます!
よろしくおねがいしますっ!」
 ←ほぼ即答

こうして大井川の神殿に再度礼拝するチャンスが訪れたのです。


日帰り静岡 往復730km

井川神殿に礼拝するためならへっちゃらです。

当日0時発で奈良を出ました。
5月、7月と連続してきている大井川。
道を覚えてしまった事と行程所要時間が頭に入っているので気持ちは楽でした。
 


来るのは3度目になる井川ダム。
いつ見てもカッコいい堤体です。
この苔むしっぷりがたまらないです。
国産コンクリートの美しさ。


クレストゲート下流側ズーム。
フラップ付で凄いいかつくてかっこいいゲートです。
正面から拝みたいです。


ダム湖側から。
左より取水ゲートのスクリーン。
クレストゲート3門。
右側端で天端の上にあるのがエレベーター棟。
ここから堤体内に入ります。


そしてクレストゲートのダム湖側ズーム。
こちらから見ると普通のラジアルゲートに見えちゃいますが
実は上部にフラップがあり上だけ動かすこともできるんです。


カーブミラーには天端が写っています。

天端横のパーキングについ停めてしまいますが
実は奥に広いパーキングも控えています。
管理所前の道路を行き過ぎて奥に進み
左側の山の上に続く道を上がっていくと広いパーキングがあります。
そちらからも井川展示館に入る事ができますので
天端の方に戻ってくるのに長い距離を歩く必要はありません。