細尾谷ダム 見学 その4


更に上流側から。
ダム湖の横には細尾谷に向かう歩道が綺麗に付けられています。
渓谷で釣りを楽しむ人によくつかわれているようで荒れてはいませんでした。

この距離から越流部を愛でようとしても遠いんですよね。
残念。

来た道を戻ります。
丁度、堤体真下を走る高山本線を列車が走って行ったんですが
技術がない私にはこんな写真しか撮れませんでした。


あーあーあー。
のろまなので動く物の写真撮れないんですよね。


細尾谷ダムで一番すごいと感じたのがこの導流壁。
・・導流壁・・かな。
堤趾導流壁っぽいんですが。
古いダムだし違うかも・・
と、判断に困るほど物凄いグラマラスなすり鉢を囲むこのコンクリートの壁。

このぐーーっと盛りあがったライン。
写真が悪くて迫力が全然伝わらないんですが
このコンクリートのすり鉢型構造、半端なく凄いんです。


左右からぶっとい導流壁が堤体下流側を包み込むように
越流部から途切れることなく続いているこの感じ♪
細尾谷は導流壁に色気を感じるマニアにはたまらんデザインです。


鳥が翼を打ちおろした時のような
この堤体を包み込む感・・・解って頂けますでしょうか・・。


中部電力の細尾谷ダム。

越流面には度重なる補修の痕跡と思しき皺が刻みこまれていて
非常に見ごたえのあるダムです。

釣りに行く人は割と慣れた様子ですたすた進んでおられましたが
見学の際にはくれぐれも高山本線の列車に気をつけて行って頂きたいと思います。

 

細尾谷ダムの飛び出し注意


飛び出すのは水だよ〜 水〜