広瀬ダム見学 その1

2003/10/5 更新

2003年9月の末に埼玉県でDam WebRing OFF会が開かれました。

参加する為に真夜中に奈良を出て山梨から峠越えをしているときに
明けゆく山肌にいきなり現れた洪水吐きに問答無用の勢いで
ウィンカーを出し、駐車場に滑り込んだ朝6時前です。


山梨県の笛吹川に作られた広瀬ダム。
駐車場にはもちろん誰もいませんでした。


まだ日が差し込んでいない湖面はとても静かです。


峠道から見えていた洪水吐きのゲート部分です。
洪水吐きを下から見たところを撮りたかったのですが
大型車両の通行が割とあって車を停めるところが無く
諦めました。

説明板があちこちに設置してあります。
事前学習無しの突然見学なのでまずはこれを見ないと
ダムの事が解かりません。


横だしで堤体に沿っていないタイプの洪水吐き水路。
堤体に沿って一緒に下流に向かっているタイプを多く見て来たので
こっちが変わった構造に見えてしまいます。


中央遮水壁型ロックフィルダムです。
この断面図は一体どのあたりの断面図なのでしょう。
というのはプッチンプリンをお皿に出して縦に割ったような
単純な台形の堤体ではなくて下流側が漏斗状にカーブして
素敵な斜面を形成している為です。


ダム湖は広瀬湖。静かな渓谷のダム湖です。