藤原ダム 見学 その1
2007/9/29 更新
2007年9月
国土交通省・関東地方整備局の藤原ダムにやってきました。
お天気は雨。
山から霧が流れて止まらない中到着しました。
矢木沢ダムに到着したのが正午。
その後、奈良俣ダムに移動しましたが雨は降りやまず
次に行った藤原ダムでも雨は降っていました。
藤原ダムでは日曜日という事で管理所の方は不在でしたが
宿直警備の方がとても親切でしばらく楽しくお話をさせていただきました。
「今年はなかったけど前はダムツアーというのがあってね」
「あはは。私、それに参加しました。5月で最高にダムが奇麗な季節でした」
「ああ云うのはやるのが大変なの?」
「旅行会社がやっているツアーじゃないからすごく大変だと思いますよ」
現場でダムの事を楽しくお話ができるのは幸せなものです。
菅沢ダムでも宿直警備の方から凄くたくさんお話を聞く事が出来て
結果・・菅沢ダムの男前さにめろめろに惚れてしまいました。
ダムカードを頂きながら堤体を愛でつつおしゃべりが楽しい。
◆ ◆
藤原ダムには以前一度来ています。
奈良俣ダムと同じく2005年5月にダムサイトの萩原様が企画した
奥利根ダムツアーのコースに入っていたのです。
その時に堤体内見学もさせていただき
貴重な物をいくつも目にすることができました。
2005年5月の藤原ダム
新緑と放流とコンクリート
ツアーに来ていた人が全員思わず声を上げた美しさでした。
というのは放流している水が澄んだ美しい水だったからです。
大雨の後の洪水調節後の濁り水ではありません。
春の融雪水なのです。
これはこのシーズンしか見られない最高の風景です。
堤体の下で減勢工はぐっと曲がっています。
かなりの量が流れていますが澄んだ水なので穏やかに見えてしまうマジック。
副ダムを越流する水も凄く奇麗で
ツアー当日の初めてのダムでこんなに奇麗な物が見られるのかと
一同大感激でした。
そして大騒ぎのツアー客を前に一生懸命、国土交通省の方がダムの説明をくださいました。