琵琶湖総合開発 排水機場 その2

河口堰の横にあるのが排水機(ポンプ)場です。


このあたりは複雑に水路がめぐらされています。
四角い建物がポンプ場。


上流側にこんなにずらっと並んだ取水口です。


大同川からこの水路でポンプ場に水が来るようになっています。
草がまとわり付いてすくすく育っているのは取水ゲートに必須の流木止め。


河口堰とポンプ場。
二つあわせて排水機場。


大同川河口に向かって側に別の水路もあります。
ゲートが全閉された時、水がどう動かされていくのか興味深いですが
今日はこのとおりの晴天です。

写真左側に大同川があります。
そして右方向には写真に写っていませんが民家もありました。
堤防より低い位置である事は判っていただけると思います。


河口に一番近い橋から大同川を見るとこんな感じです。

河口堰との間にあるのは古い橋です。
河口堰ができる前は何度も出水被害にあった橋でしょう。
その橋脚に倒木や土砂が上流から押し寄せた事でしょう。
コンクリートはかなり痛んでいました。

今は琵琶湖総合開発により河口寄りに立派な橋が架かりました。
この橋もこの河口周囲の人と同じく
大雨のたびに曝されていた危険から開放されたのだと思います。