綾木谷取水ダム 見学 その5

と、周辺をうろうろしていたらフェンスに水利使用標識が。
このエリアにいくつかある取水堰堤の名前が書いてありました。
そして●印がつけられていたのでこの堰堤の名前が
綾木谷取水ダムだということがわかりました。

そしてその横に・・・

なんとなんと!!
まさかこんな現場で見られるはずのない凄い物が!!
堰堤の平面図!!

堰堤の横断面図!!
灌漑用水の水量を示すための説明用に提示してあったと思われます。
でも構造を知りたいダム愛好家にはもうものすごく有り難い♪

左岸にあったゲートは上流から見えていたものも下流から見えているものも排砂ゲートでした。
水路への取水は石張りの越流部の間のスクリーンがあったところでした。
しかしこの構造について謎が深まりすぎたので
帰宅後に、中国電力様に電話をしてお聞きしました。
突然の電話にとても丁寧な説明をいただくことができました♪
・綾木谷取水ダムは昭和60年に造られました
・当社のほかの二か所の取水ダムでも同じ構造で造ったものがあります
・二つの山のようになっている間の部分ですが砂だまりというものになります
・渓谷で大型の重機などを入れられないため、材料もほとんど現地調達しました
・石張りの石も現地で採取したものを成形して使用しています
・なぜこのような形のものを作ったかというと綾木谷川は一級河川の支川で
固定堰を作る場合は河床を上げてはならないという縛りがありました。
そのため、掘り下げた後に河床の高さを変えないで堰を造り
その形で取水できるようにと考えたものなのです。
という事で実はかなり新しい物だったということに吃驚。
昭和60年代に石張り作ったんだーっ!!
絶対もっともっと古いものだと思ってたのに。
河床に影響を与えずにコンパクトに取水するために考え出されたデザイン。

中国電力オリジナル♪
綾木谷モデルと呼びましょう♪
苔むして風格の出てきた石張り取水堰堤・綾木谷ダムは
すごく可愛らく個性的な取水ダムでした♪
不審な電話にもかかわらず
丁寧な説明をくださった中国電力・倉吉電力所の方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。