綾木谷取水ダム 見学 その2


恩原ダムを見て恩原高原を抜けて佐治川ダムの横を下りR53に出てきました。
R53はこの区間では千代川沿いをずっと走っています。

その千代川でこんな取水堰堤が。

これも灌漑用です。


灌漑用水路に導く導流部が、なんと土盛り。
コンクリートも一部新しいですし、これは破損して改修したのではないかと予測。
土盛りでもお仕事はちゃんとできています。
元々はどんな姿だったんでしょうね。



R53をどんどん下って芦津渓谷方面へ。
いつもならここで中国電力様の新大呂発電所を横目に三滝ダムに行くんですが
今日は三滝ダムの方には曲がらず県道を直進します。

目指しているのは新大呂発電所に送水している最上流部。
電子国土で確認すると水色の破線が書いてあります。
これは水路を示しています。

破線はここから芦津ダムに向かいます。
芦津ダムから新大呂発電所に送水されます。
なのでこれを辿れば取水堰堤にたどりつけるはず。

新しくつけられた広い道でぐんぐん標高が上がっていきましたが・・・


突然途切れる舗装。

でも前を見れば未舗装ですが道はあります。
GPSで見てもこの先すぐの所に堰堤はあるようなので
ここから徒歩で移動。


未舗装区間を過ぎるとまたアスファルトの路面が出てきました。
でも落石満載です。
轍があるんで通行車両はあるようですね。
しかし荒れ荒れ。

横の谷には立派な砂防堰堤が一基あります。
その砂防堰堤の下にどうも目指すものがある様子。

砂防堰堤で塞がれた谷の直下の堰堤。
流込み式だろうとは思いますが見つかるか心配になってきました。


急勾配の道路を下って行くと杉林の下に何やらコンクリートの構造物が。

お目当ての堰堤かと杉林の中を下ります。