新川ダム 見学 その2

そして取っ払われたゲート跡です。
普久川や安波と違ってここは支柱ごとごっそり撤去していますね。

現場の説明板の図によるとこんな形のゲート支柱があったようなのですが。
普久川や安波とは確かに形が違います。
現在の下流面図。
福地ダム資料館にありました。

そして扉体やコンクリート板での置き換えによるオリフィス化はされていません。
完全に撤去してゲートレスの自由越流式になっています。

普久川と安波はクレストに越流高が異なる洪水吐を持っていました。
なので鋼製ゲートを持っていた低水位の洪水吐をオリフィス化したわけですが
新川ダムは元々クレスト2門しか越流式洪水吐を持っていません。
左岸にはかなり吐けそうなジェットフローゲートっぽい物を持っていますので
越流式洪水吐としてはゲートレス(扉体撤去)にしたのかなー
と、想像。
まぁ、素人の想像なのであまり信用しないでください。

左岸に来ました。
ダム名が入っています。

こちらから管理所が見えています。
北部5ダムの管理所の特徴はとにかく異様にアンテナが目立つこと。
これは辺野喜ダムの。
これは普久川ダムの。
これは安波ダムの。
このてっぺんのキノコ型は防雷設備の傘型電荷放散器というものだそうです。
避雷針ではなく、鉄塔に雷が落ちないようにするものなんだとか。
建物のあちこちについている花火みたいな形のアンテナ様の物も
雷が近づくとプラスイオンを出して雷が落ちないようにするというお仕事をするそうです。

堤体下流を見ていて下流に橋が見えたので
漢那ダムのような天端レベルから下流側両岸を移動するルートを探しました。
中々これも探すのが面白いのです。
このレベルまで監査廊で移動して
ここから出てきて
はしごで下って
階段で乗り越えて
あれ、行き止まりじゃないの??
どこにルートがあるんだろ。
とか(笑)
新川ダムの場合は左岸のフーチングの上の扉が
コンクリートの土台の上に出て来られるように付けられていたのに
その先、その場所からどうしても動けないように見えていたので
ダンジョンで言うとデッドエンドだな〜と思っていました。
いや、別に先まで行ったら引き返すという監査廊は当たり前にアリなんですが。

などと
色々見て楽しめた新川ダムでしたが
時間が押し迫っているので大慌てで次の福地ダムへ向かいました。
沖縄で初めて作られた重力式ならではという特徴を
しっかり見つけられなかった自分にダメ出しです。