青下第一ダム 見学 その4


周辺施設を一通り見て資料館に行きました。
ダムカード配布していたのでしっかりと確保。


そしてハイキングの人たちがすたすたと入ってきては
「お水もらいますねー」と、クーラーボックスから
ペットボトルをとっていくのを見て素敵なサービスだなーと思っていたら
自分の手にも一本やってきました♪
ありがとうございます。


さらに上流に量水堰があるということで連れてきていただきました。


近づけませんがほぼ真上から見下ろせるので形状は把握できます。

青下3兄弟より上流にあります。
なので水が濁っていないのです。
どうしても抜水をすると固定の堆砂を巻き込んで流下しますので。


ほほーっ。
量水堰というと舞鶴市水道局の桂貯水池堰堤の上流にある
逆三角に切り込みが入った堰なんかが頭をよぎったのですが
全く別物でした。

堤頂に一定間隔でブロックが設けられているのが特徴でしょうか。

◆ ◆


水道水源は1年365日休みなく水を供給しなくてはならないので
代替水源が確実に確保できない限りお休みすることができません。

青下第3ダムが抜水出来ていたということは
堤体補修の目的であれば予算が取れたということもあるでしょうが
なによりまず、仙台市の水源がきちんと保証されていなくてはできないことなのです。


大正時代に造られた仙台水道の始まりの3兄弟ダム。

今では大倉ダム、七北田ダム、七ヶ宿ダム
釜房ダム、宮床ダムとたくさんのダムが仕事を受け持ってくれています。

頼もしい子や孫に家業を任せ
ゆっくり体の調子を整えようとお休みに入る
そんな様子が頭に浮かびました。

2017年はまず第3ダムですが
順番に第2、第1ダムもメンテナンスしてもらって
100年たっても働けるところをしっかり見せてほしいなと思った
仙台市水道局の青下堤体3兄弟ダムの見学でした。