安威川ダム 定礎式 その1

2020/11/21 更新

wDN at Homeで大阪府の安威川ダムの定礎式が
令和2年11月14日に行われると知りました。

運よくその日はお休みでしたので
会場にどのくらい近づけるのか調べたところ
COVID-19の対策もありとてもとてもコンパクトに
寂しいけれど招待客もとても少なくして執り行われるとの事でした。

なのでただのダム愛好家が会場にもぐりこめるはずもなく
展望台から見ることにしました。


大阪府茨木市桑原ふれあい運動公園に来ました。
頭上にあるのは安威川ダムの下流にかかる桑の原大橋です。

なんで展望台に行かなかったのかというと
地元の人の車などでいっぱいになると思うので
出来たら公共交通機関で来てほしいくらい…と
お聞きしていたからです。

しかしCOVID-19の第3波のピークがー
と、世の中が騒がしい時に自動車移動よりは
感染リスクが高まる公共交通機関はちょっと避けたい。
という事で少し離れたパーキングという事でここを選択。


桑原ふれあい運動公園の前の道路からは
安威川ダムの工事現場が見られます。


現在地、★のところ。
ぼんやりてくてくしていても間違って工事現場に入っちゃったりしません。
ちゃんとゲートありますので。


着々と建設されている洪水吐が目の前に見られるのはわくわくです。
完成したらこの場所は洪水吐真向きポイントとして人気出るのは間違いない。


チビなので背伸びして頑張って手を伸ばして撮る。
目の前にあるトンネルは仮排水トンネルの吐口。


あ、こんなところにレールがある。
車両出てくるのかな。
出てくるところ見たいな〜。


そしてこちらは常用洪水吐のトンネルです。
非常用洪水吐の水路の真ん中あたりに顔を出すので。
着々と左岸の地山の上と中で洪水吐の建設が進んでます。


桑原ふれあい運動公園の前からてくてく移動して
阪急バス・大門北停留所まで来ました。
新しい住宅地の入口です。

阪急茨木市駅の西口ロータリーから
阪急バス「車作」行に乗ってここでおります。
本数は少ないので帰りのバスの時間も確認が大事。


かなり線が薄くなっていますが横断歩道あります。
ただ、交通量が多いのと直線で見通しは良いけれど
それなりに速度を出している車が多いので
しっかり確認して渡ることが必要。


現在地、桑の原大橋のたもとです。
ここからフェンスの柱の隙間を利用してカメラを入れての撮影で頑張る。
少し前を自撮り棒で楽々フェンスを越えて動画撮影している人とか歩いていて
自分も機材の拡充は必要かな〜と思ったり。


まぁ、三年前に一緒に三途の川まで行った
デジカメそにこは今も元気で動いてくれているし
大事に使う。


常用洪水吐はこの後、デフレクターもついてカッコよく顔を出す予定。
近くにあるバックホウの大きさと比較すると
相当、でっかいトンネルだというのがよくわかる。


二段で造られている減勢工の下段パート。
どんどん高くなる壁。
ここでクイッと曲がって元々の安威川の流路に向かっています。


フェンスの隙間から堤体の方向を見ると
コアの上に式典準備。
テントが張り張りされてます。


ああっ♪
現場で頑張る建機が集まってる♪


うぉぉ!!
ホイールローダーちゃんが看板掲げているのが
アプリで字を写真にはめ込んだかというくらい
コントラストはっきりしすぎで笑ってしまった。


ズームして必死で撮った式次第。そにこ頑張った。
定礎行事
 ・礎石搬入
 ・鎮定の儀
 ・斎鏝の儀
 ・斎槌の儀
 ・埋納の儀

ダムの定礎式の定番。
最近はオプション色々つくこともあるけど。


この距離から撮ってます。


式典会場の手前、着々と積まれているのが下流側リップラップ。


バックホウの超絶美技で積み上げられて
岩と岩の間の陰影が美しく見えるように
雑草の繁茂を防ぎ水はけを確保する間詰めを工夫した
“安威川積み”です。

ホントにこの時の記録動画、ダム工学会の財産で
あちこちで公開してもらえたらなと思います。
特に、オペレーターを目指す少年少女に見てほしい。


よく見えるところはどこかなーと
展望台に向けててくてく進んでいくと
問答無用で開けた眺望が。


展望台の一段下の道路です。


よし、ここで決めた。
ここから式典見る!!