ダム協会50周年記念シンポジウム

2024 7/1 更新


朝、仕事が終わってから大急ぎで帝都に向っております。

ダム協会50周年記念シンポジウムの情報があり
スケジュールを見ると、無理をすれば遅刻はするけど
何とか時間内にたどり着けそうだという事が解ったので
気合い一発、新幹線のチケット確保。
スマートEX便利。

東京駅から山手線で新橋駅に移動しここから徒歩。


そんなに遠くなかったのですぐ到着しました。
浜離宮朝日ホール。


慌てて受付をしてそーっと会場入り。


ほぼ満席。

京都大学の角教授の基調講演が始まっていました。
うう。
全部聞きたかったのに…。
しくしく。
最後だけしか聞けなかった。
ぐすんぐすん。

ちなみに現在、角教授の肩書はというと
京都大学 防災研究所 水資源環境研究センター
ダム再生・流砂環境再生技術 研究領域 特定教授
国際大ダム会議 副総裁
ダム工学会会長
です。
凄いな。


登壇された皆様のお話が面白くて
また勉強せねばというキーワードがポンポン出てくるので
楽しくて仕方がない。

しかし、前日にまさか
松原&下筌で九州電力様が揚水発電という凄いニュースが電気新聞で報じられていたとは…。

揚水発電についてはシンポジウムの司会を務めておられた角教授から
治水の面から見た揚水発電については今、現場の皆様と共に色々検討している最中だが
今から雨が来るというときに上池と下池のどっちに水を置いておくべきかという議論があるのだそうです。

前線性降雨で雨の後も曇り空が続き、いつまた降り出すかわからない場合と
台風性降雨で雨域が行き過ぎた後に台風一過で晴天がやってくると
太陽光発電が一気に発電を開始するのでそれに備えて下池に水を貯めておくべきか
これはすごく難しい。

地域や川によると思うしすごく難しい運用になる。

そんな中、本川でなく支川にダムを作って本川の河川水を
自流の少ない支川の方に揚水して置くというアイデアなど
ちらちらっとすごく面白い話が次々出てくるので
余計に、基調講演を聞き逃している事が悔しかったです。


シンポジウムはすっごいクオリティでこれは全部テキストで残してほしいやんか―っ!!!!
と思うくらいのお話ばっかりでした。


よっしー様による丸山ダムと新丸山ダムへの愛が溢れまくるお話も素晴らしかったのですが
国土交通省と愛好家と一般人の間を繋いで下さるみつはし様のお話は
もう専門家もニコニコ顔が隠せないほどでしたし
登壇された皆様のお話一つ一つがもうお聞きしていて楽しくって仕方がない。
司会の角教授は完璧だし。
選ばれた素晴らしい方々が壇上にいらっしゃる感が半端なかったです♪♪

すごく勉強になるシンポジウムでした。
気合一発、新幹線ででも参加する!!という決断をしたのは誤りではなかった感。


会が終って登壇した皆様の懇談会が終ってから
みつはし様とよっしー様と一緒にご飯食べに行きました。
美味しかったぁ。
こんな素敵なお店が近所にあったら全メニューコンプするのになぁ。
帝都はやっぱり素晴らしい。


と、東京駅でご飯を食べてから腹ごなしに新橋駅近くまで歩きました。
新橋駅から近い簡易宿泊所を確保していたので。。
帝都、インバウンドですごくお宿をとりにくくなってますし宿泊費も高騰しています。
ファーストキャビンなら慣れているし問題なし。


翌日は朝からまず半蔵門方面にてくてく歩きます。

半蔵門ダムを見に行くためではなく河川協会に行って雑誌河川のバックナンバーを購入したかったのです。


道中、日本水準原点を確認したり


国会図書館玄関を撮影したり
いつも通り、帝都をてくてくして楽しんでおります。


最高裁もチラ見。


河川協会に到着しました。
取りあえず玄関の写真を撮る。
そして中にいらっしゃった方に声をかけて無事に欲しかった
雑誌河川・令和5年12月号購入しました。
ハイブリッドダム特集。

すっごく読みたい情報ぎっしり。
何故内容を知っていたかというと早明浦ダム工事現場見学の時に
本棚に見つけて読んで、どうしても欲しくなったからでした。


続いて、すぐ近くの水源地環境センターにお邪魔しました。
EADCでお世話になった方に御挨拶して置こうと思ったのですが
ご予定詰まっていてお忙しそうだったので早々に退散。

そのままてくてく歩いて靖国神社に参拝して更に神保町まで歩きました。


古書街に入ってすぐ、セール品が並ぶ台車に目をやった瞬間
そこにあったのがこれ。

私に買われる為にそこにいたんだねー
うんうん
うちの子になりなさい♪

と、秒で購入。
神保町、素晴らしいな。
大阪なら阪急古書街に匹敵。


そしてお昼ご飯。
前回の帝都入りで行きたかったけど行き損ねていたこちらのお店。
“さわやか”のような新鮮で。
レアなハンバーグが食べられると聞いていたので
どうしても来たかったのです。


美味しかった~♪


お腹がポンポンになったので続いてお邪魔したのは日本大ダム会議。
こちらでも本棚がお目当てです。書痴だから。


帝都のどこにどんな本があるかをこうして記録しておいて
文献を調べる時に困ったら何処を頼ればいいか分かるようにしています。

という事で
いつものように帝都に行ったら本を漁る。
それも他人の家の本棚を漁る状態に近い事をしてまいりました。
こんな書痴を暖かく見守って許してくださるダム業界の皆様、いつもありがとうございます。