令和3年3月 川上ダム
2021/3/11 更新
着々と成長し、もうすぐ本体のコンクリート打設が終了する
水資源機構の川上ダムのtwitterで令和2年のクリスマスに
“11月の夢”の場所が発表になりました。
ダム愛好家仲間のなます様となます様のお友達と一緒に参加した
川上ダムの夢企画。
11月に参加した人の夢骨材が投入された場所が分かりました。
堤体のほぼど真ん中。
非常用洪水吐のセンターのピアの根元のすぐ右岸側。
これは分かりやすい!!
現場で、あそこに入ったんだなとすぐ分かる。
という事で梅の花がぼんぼん咲くころにやってきました。
最初に車を止めたのは観眺台より少し下流の川上川に架かる橋の近くです。
川上ダムの建設に伴ってつけ替えられた県道の橋の一つ
要石大橋です。
大村神社の要石か名前の由来であることなど
ちゃんと説明板があったりして凄いなと思いました。
この要石大橋の端っこからすくすく成長した川上ダムが
やっと見えるようになったのです。
背が低い頃は左岸側タワークレーン(大林組子ちゃん)しか
見えなかったところにこんなに堤体が顔を出してくれるようになりました。
おしいっ。
もう少し右岸側まで見えたら11月の夢の打設ポイントなのに。
観眺台に移動してきました。
丁度、観眺台の横に巨大なクローラクレーンが作業していたので
ついついそちらに注目して仕事ぶりを見ていました。
いそいそ展望台へ上がります。
タワークレーン二基と両岸に巨大クローラクレーンが鎮座して
天端レベルからクレーン愛で放題♪
ああああああ
こんなに大きくなったかーい!!
すくすく育って
物凄い速さで育って
こんなに大きくなったんかーい!!
観眺台の資料室で公開されていた打設予定のCG通り。
令和3年4月で堤体の打設完了予定です。
堤体の中央の8から14ブロックの天辺。
非常用洪水吐の越流部が造られるところです。
工事施行されている方が試験湛水の時に
ぴったり同じ高さに揃っていないと
水が流れ出す時に偏りが出てしまうので
胃が痛くなりながら見守るという部分です。
試験湛水のゲート試験時に風が強いと
問答無用で偏ることとかよくあるそうですが
やっぱり美しい越流が見られることが
エンジニアの皆様の夢なのだと思います。
クローラクレーンがいる場所までもう少しです。
天端の高さまでがあと少しという事です。
堤体の足元を見ると副ダムと減勢工が見えました。
10月に取材させて頂いた時にはまだ途中でしたが
ほとんど出来上がっているようです。
非常用洪水吐のセンターピアの付け根のすぐ右岸側。
あそこに自分の夢骨材が入っているのだなぁと思うと
口元が勝手に緩みます。
堤体打設完了まで本当にあとわずかとなりました。
堤体に夢を託したい方は是非、足を運んでほしいです。
ただ、COVID-19の関係でどうしても現地入りできない…
という方もいらっしゃると思いますので
お気持ちだけでも遠くから送っていただけたら
きっと川上ダムは受け止めてくれると思います。
こっそり
第一弾は完売しましたので
第二弾に期待♪