令和3年5月 安威川ダム

2021/6/1 更新


大阪府の安威川ダム建設現場にやってきました。

すくすく成長しているのでぼんやりしていると
あっという間に姿が変わっていくのが解っているので。

三重県の川上ダムは一足先に堤体のコンクリート打設が完了しました。
最近の高速施工、凄いのでうかうかしていられません。


かなり背が高くなってきています。
そしてコア部分がはっきり見えています。


洪水吐の越流部アップ。
2月には滑らか曲線で完成していたところです。


コアはがっちがちに締め固めるのですが方向も大事。
ダム軸と平行に締め固めていきますのでローラーの跡がしましましています。


展望台の人気ポイントダム軸に移動です。


上下流からどんどんリップラップが迫ってきています。
背が高くなるにつれ、堤体の上で重機・建機が走り回るスペースは
どんどん狭くなっていきます。


貯水池側のリップラップの捨石工は角度が難しくてなかなか撮れません。


下流の“安威川積み”は後で下流の橋から真向き撮ります。


展望台から一段下がって一番のビューポイントから見たところです。
凄く背が高くなってるのがはっきり分かります。
そして安威川積み、凄く陰影がはっきりしていて美しい!!


こだわり技術だけあります。
ホントに綺麗♪


更に移動して全景が見られる下流の橋へ移動途中。

洪水吐も副ダムもどんどん壁が立ちあがって
造形がはっきりしてきました。


下流でまた真新しいバッチャープラントが。
洪水吐と副ダムのコンクリートを作っているのでしょうか。


このスピードだともうあっという間に洪水吐はできあがってしまいそう。


今は底が見えている副ダムの内側の減勢池も
もうすぐこの位置からは見えなくなってしまいそう。


府道46号線茨木亀岡線の桑原大橋です。
上流側には歩道なしで路側帯のみですので通行車両に
十分に気をつけて交通を妨げないようにしなくてはなりません。


周囲に十分に注意を払って撮影。
ここからはすごくよく見えます。
何故歩道をこっちにしてくれなかったのか。
各地のダム下流の橋で起きている歩道逆側につけてほしかった問題がここでも。


こうしてみると比較できる車両や重機が写っているので
減勢地の壁がすごく高いのがよくわかると思います。


どんどん高くなる堤体とその表面を覆うリップラップ。


境界部分のアップ。

と、見ていた時、今までお昼休みでシーンとしていた現場に
わらわらわらわらと人が現れ、いきなり全部のトラックが走り始め
バックホウがごんごんリップラップを叩き始めクレーンが動きだしました。


お昼ご飯直後のこの静と動はすごく楽しい!!
このギャップめっちゃ楽しい!!


次々やってくるトラックと敷きならすブル。
もくもくとロック材を並べてごんごんするバックホウ。


下流のリップラップの人力間詰め作業はホントに大変そう。
でもこのおかげて美しい安威川積みが出来ています。


フィルター材だけでなくロック材も運ばれてきます。


みるみる内に成長していく安威川ダムです。

ぼんやりしているとあっという間に完成してしまいそうな早さです。
九州の小石原川も会いに行きたいなと思っているうちに完成しました。

なので、安威川ダムは毎月は無理でもぬかりなく
工事の様子を記録して行きたいと思っています。

現場の皆様 どうぞご安全に!!