ダム博物館 治水館

2018/11/1更新


とんでもない暑さの夏がやっと過ぎ去り
秋も深まったころ、日吉ダムにやってきました。

日本ダム協会様のダム博物館・治水館が
ここ、日吉ダムの堤体内、インフォギャラリーの一角にオープンしたのです。


早速見せていただきました。
インフォギャラリーの右岸側の広々としたスペースの下流側
4本の柱が並ぶこちらの壁側がダム博物館・治水館です。

いうなれば、インフォギャラリー内の一等地に
展示物を並べさせてもらっているわけで
なんだかとっても豪華な雰囲気が漂っています。


井上よしひさ先生の「ダムマンガ」のキャラクター
ダム部部長と黒部ちゃんのイラストが入ったポスターがお出迎え。

ポスターのデザインはダムマイスター仲間のDamkichi(吉)様。


治水館開設の御挨拶です。
水資源機構様の浦山ダム、写真館に続いて二つ目の博物館になります。
三つ目は利水館かな?
利水ならやっぱり水資源機構・中部支社のダムがいいんじゃないのかなー(ぼそっ)。
もちろん奥利根は言うに及ばずなんだけど関東は浦山があるし(ぼそぼそっ)。


壁際に据え付けられているのは
青蓮寺ダムの操作卓です。

この操作卓はあの2009年の名張上流3ダム連携操作や
T1318(平成25年台風18号)の時に使われていたものなのです。

この操作卓の前で
胃が痛くなって倒れそうになりながら
迫りくるもの凄いプレッシャーの中
水資源機構 木津川ダム総合管理所が誇る高度操作を
歴代の放流師の方々が頑張ってこられたのです。


展示物は、今どきはやっぱり凄いんだな〜と思います。
デジタルサイネージで動画も静止画もどんどん流れるので。

スペース有効活用でたくさんの情報に接することができるのは素晴らしいです。
部長かっこいいし。
あ、でも個人的には京都ですから天ヶ瀬ガールの庵堂 恋ちゃんにも出てほしいなっ。


こちらは平成27年9月関東・東北豪雨での鬼怒川氾濫の事例紹介です。
ダムマイスター仲間の星野夕陽様作成。

こんな感じで各地の豪雨災害時にダムがどんな風に頑張って
本則操作に則り、正しく操作を行っていたかを
きちんと細かく説明していかないとなーと思います。


こちらは自分が担当させてもらった分です。
日吉ダムが竣工からなぜ暫定操作をしているのか
桂川の特性や日吉ダムの役割
日吉ダムの過去の防災操作事例
などを紹介させてもらいました。


デジタルデータは本当にコンテンツ増加させていってもかさばらなくてよいですね。
どんどん、紹介するものを増やせたらと思っています。

◆ ◆


インフォギャラリーを出て、スプリングスひよしにやってきました。
玄関ホールのポスター掲示板には
スプリングスひよしの20周年記念イベントポスターにカレンダー
そしてダム博物館のポスターも並んでとても華やか。


スプリングスひよしの売店では
日吉ダムカレーがお弁当として販売されているのです。
なんとこちらのお弁当ダムカレーでも一つ買うとダムカレーカードがついてくるのです。


家族にお土産にとダムカレー弁当を二つ購入したところ
10月から20周年記念で配布が始まったキラキラカードと
10月いっぱいまで配布、なくなり次第終了の『がんばったね 日吉ダム』カードを
もらうことが出来ました。


「…こ、このクレスト放流のお写真、撮るの大変だったんじゃないですか」
「私が撮ったんですよー♪」
「ええっ!」
「上司と同僚がベルト掴んで支えてくれて一生懸命手を伸ばして撮りました♪」
「ほんとに貴重な写真をありがとうございます。このカードに
“がんばったね 日吉ダム”ってキャッチを付けてくださったのがほんとに嬉しくて
日吉ダム、ほんとにほんとに愛されダムなんだなぁって…」

お話ししながら涙腺崩壊。


1000円以上お買い物するともらえるのが記念切符。
20周年記念缶バッジも可愛いですね。


そしてキャラクターのゆっぴーですが7歳でした。
道の駅として登録されたのと同じ2011年生まれなんですね。


そしてもう一枚のキラキラカード。
世木ダムカレーを食べたらついてくる世木ダムカードも確保しました。
おなかぽんぽん。

近畿で一番人が集まるダム
近畿でとても愛されているダム
そんな日吉ダムにぜひ来てください。
美しいダムサイト、美味しいもの満載、温泉もあります

そして
桂川の守護・日吉ダムの活躍をぜひ、ダム博物館で見てください。