日本ダムアワード2016 放流賞受賞記念
上椎葉ダム 放流賞お祝い その3


とことこ進んでいくと何やら目を引く写真が展示してありました。


あらまぁぁ!!
上椎葉ダム建設60周年記念写真展!!
すごいすごい。
当時の村の様子がわかるモノクロ写真が何枚も。


“おつるちゃんの散歩道”をずっと進んで到着したのは
椎葉民俗芸能博物館と椎葉厳島神社への参道の鳥居です。


山の方を見上げると綺麗に整地されているのが見えます。


九十九折に山肌につけられた遊歩道。
その間に美しく植樹もなされているこの場所。

ここはあの耳川を襲った大災害
平成17年台風14号(T0514)で土石流が発生し
3人の方が巻き込まれて亡くなった場所なのです。


国土交通省の発表資料の災害直後の写真です。
今立っている場所に土石流が走ったことが分かります。


椎葉村の史跡 那須家住宅、国指定重要文化財 通称、鶴富屋敷です。


T0514災の時にこの場所がどんな風になったか
ご覧になっていた住民の方からお話をお聞きすることができました。

本当にこの鶴富屋敷のすぐそばまで土石流が流れたそうです。
写真でセピア色にしたあたりです。


説明を下さった方と一緒に亡くなった方のご冥福をお祈りし
鶴富屋敷を見学します。

昔はかやぶきだったようです。
チケットには昔の写真。


真横に部屋が並ぶのが椎葉村の民家のつくりの特徴だそうです。


本州でよく見る「田」の形に部屋を配置する造りと違うので新鮮。


そして竈のあるところがやっぱり好き。
ここでご飯作ってみたいな〜という気持ちになるから。


一通り見学を終え、役場の方に戻ることにしました。