一庫ダム クロス放流 その3


左岸までやってきました。


ウインチが設置してあってこれでロープを張っているらしい。


そしてHPの情報で気になっていたダム湖を見る。

陸地のように広がる緑。


合鴨農法の影響なのか
数年前から大発生しては
蛾の幼虫に食いつくされて一気に消失したり
謎風景を作り出している一庫ダムのアイオオアカウキクサ
鴨が飛来して食いつくしてくれたらいいのにな。


常時満水位までの高さまでこびりついた浮草が枯れて縞々模様。
豚バラ肉のようだ。


水質に問題があるわけではないが網場で捕獲して隅に寄せています。
そして網場の隙間からなぜか漏れている。
細胞膜が破損して原形質が出ているような感じ。


当日の水位は管理所のモニターで見られた通り
EL145.81m。
量水板の汚れからEL148.0〜148.5mまでよく浸かっているのが分かる。
非洪水期ですから。


戻ってきました。
開始直後より勢い良くなっていますが
お水は大事な資源です。
無駄に流しません。
発電分とちゃんと計算して出ています。


噂には聞いていたけどなかなかチャンスがなくて見られなかった一庫ダムクロス放流。

堤体を邪魔せずスタイリッシュな放流なのでこれはたくさんの方に見てほしいなと思いました。