牛島閘門 その3
牛島閘門は現役可動設備なので
登録有形文化財指定でした。
詳しい説明板もあります。
牛島閘門は富岩運河といたち川の間に昭和9年に設置されたと書かれています。
水位差は約60cm。
「門扉は現存していなかったため、昭和初期の写真を基に
建設当時と同じ木製の門扉に復元されました」
戦後、牛島閘門はゲートロスの状態だったということでしょうか。
富山は空襲がありましたからその際に破壊されてしまったのかもしれません。
平成13年に再興されるまで長く休眠中の閘門だったのですね。
いたち川の方が富岩運河より水位が高いです。
高低差は0.60〜0.65mくらいのようです。
再興させる計画が整ったのが平成元年で
その頃からこの牛島閘門を含めて
環水公園全体の整備が始まったようです。
そして再興されたら登録有形文化財指定を受けたと。
素敵。
門扉をどうやって動かすのかの説明もあります。
木製の扉体に取り付けられたアームを動かして開閉です。
閘室の幅は4.5m、奥行は12.2mだそうです。
横にかかる橋から、全体を見通します。
コンパクト、ヒューマンサイズ、とにかく可愛らしい牛島閘門です。
各地に色々なロックゲートがあり、体験クルーズもできるようなので
地元でも探してみようと思います。