徳山発電所建設工事遠景 その1

2012/11/5 更新


2012年9月初旬に開催された土木学会平成24年度全国大会に行ってきました。

本会議場には会員の方しか入れません。
会員以外はとても高い入場料を払わなくてはならないので
お財布と相談して我慢しました。
会員になったほうが色々お得なんだけど・・
でも素人だしなぁ。


で、非会員でも見られる展示スペースがあったので
そちらで色々展示を見ていて


泣いてしまった・・・


突然やってくる災害にどう対処したか
一刻も早く
使える技術と人の力のすべてを集結して
それを伝える写真を見ていると涙が出てもおかしくない。


鼻水ぐずぐずで展示パネルをひとつひとつ見ていくと
中部電力様のパネルを発見。
浜岡原発の津波対策工事についての説明です。


そしてもうひとつ。
中部電力様の再生可能エネルギーの施設情報。

既存の施設のパワーアップを含めて
太陽光、風力、水力、バイオマス発電についてのパネルです。

補助金が出るからと今まで電気事業に無関係だった会社がつくる
メガソーラーなどの施設と電力会社様の本気の施設はクオリティが違う〜♪
と、パネルを見ているだけで嬉しくなる。


一番気になる水力発電について。
徳山発電所の名前がありました。

153400kW

うっとりするほどの素晴らしい数字。
なんちゃって発電の不安定電源とはレベルが違いすぎるこの数字。

ああ、見に行かなくちゃ。
徳山ダムの下でどんどん工事進んでいるんなら見に行かなくちゃ。



という事で紅葉の美しい時期に徳山ダムに向かっております。
今年の春に新しく欠瀉板を張り替えた川上取水堰堤を愛でて


横山ダムに到着。

あら
コースターゲートが一門降りている
工事だ
出水期終わったから工事始まったんだな〜


天端に行くと立入禁止の工事柵。
あの堤体の上に乗っかっていた素敵な管理所は一階部分を残して撤去されていました。


これは2002年の横山ダムです。
今の新しい管理所のある辺りには観測機器が並んでいたのです。
この時はエレベーターの工事中でした。


あ、やっぱりコンジットゲート工事だ。
この冬いっぱいかかりそう。


管理所前まで移動して堤体を見ると足場が組まれてこんな状態でした。


奥いび湖大橋が無事に開通しているので天端が通れなくても交通に支障はありません。
今まで工事したくてもなかなかできなかったかもしれない。


まだ朝も早いというのに滋賀方面に行く車はとても多かったです。
R303が快適なトンネルでつながったことはほんとに喜ばしいです。