建設技術展2023近畿 その1

2023/11/21 更新


今年も運よく来ることができました建設技術展2023近畿。
会場は昨年と同じくインテックス大阪。

鹿の国からは生駒からコスモスクエアまで乗り換えなしで来れるけど
やっぱりマイドームに比べると遠い感は否めない。


いつも展示が気になって足を止めてしまう橋建協様のブースです。


令和に改元されて最初に令和の名前を付けた橋として有名(?)な
瀬田川令和大橋。

ニールセン橋だそうです。
橋の型式、難しくてわからない。

架設 : CE斜吊り というのもわからない。
そもそも、「架設」という単語を普段使わないので
それが示す区分なんてちっともわからないのは当然。


こっちの橋もニールセン橋。
架設 : CCベント
 …。
わからない。

ローゼ橋もニールセン橋もランガー橋も一瞬迷う。

ランガー橋は桁のほうがごっつくてアーチはおまけ
ローゼ橋は桁とアーチが半々
と、馬鹿な覚え方をしているんですが
ニールセン橋はどうちがうの??
吊り材がケーブル線で斜めに張ってあったらニールセン??
さっぱりわからない。

橋難しい。


と、疑問符を飛ばしながら見ていたら
猿谷ダム下流に架橋されたおかげで
今まで見られなかった猿谷ダム副ダムが見えるようになった
天ノ川大橋が登場。

現地では親柱に「天ノ川大橋」と書いてあったので
大橋が正しいと思います。

トラスドランガー橋だったのか・・・。
そして架設はタイバック工法。

もうわからないです。


橋業界で昔から進められているのがピアレス化。
洪水の時に橋が落ちる原因の多くに橋脚が関与しているからです。


落橋実例写真がたくさん。
橋が落ちるという事が地域にとってどれだけのダメージになるか。

と同時に、あちこちでだれが架けたのか(多分、地元有志)わからない橋
というのもあって、台帳に載っていない橋の管理と整備が問題になっていて
集落の重要な橋なのに、メンテナンスがされていないという事で
府県レベル自治体から、一方的に通行禁止を示されたりする事例もあるみたいです。

それなら新しく橋を架けてくれるのかといったら
予算がないからそれはできないとか
地域に全然寄り添ってません。

そんな困っている橋にはどんな技術を使えば延命できるのかという
英知が集まっているのもこういう技術展だと思うので
そういうのを積極的に勉強したいです。


次に足を止めたのはこちらのブースです。
白崎コーポレーション様。


あちこちで葛とともに問題になっている竹。

その竹を、綺麗に整地した後に再び生えてくるのを防ぐシートを用いた
たけガード工法というものを紹介されていました。

パネルを見ていたら、手渡されたのが“たけのこの里”で
脊髄反射で「きのこの山党なんですっ」と返してしまいました。

笑って許してもらえました。
たけのこの里は家族のお土産に決定。


NEXCO中日本様のブースです。


こちらでは実際に劣化したコンクリートのサンプル展示がありましたので
じーーっと見ていました。
いろんな劣化したコンクリート実物。


高速道路に侵入してくる野生動物たち。
飛んでくる鹿をブロック
突っ込んでくる猪をブロック
穴を掘ってくる狐や狸をブロック
と、対象生物によって色々種類があるフェンス。


JFE様のブースです。

川崎重工業と日本鋼管。
間違わないように覚えなきゃ。
何か良い覚え方はないものか。 


既設の不透過型砂防堰堤にも取り付けられる鋼製スリット。

満砂になっている場合は袖天端の嵩上げとかしなくてもよいのかな。
すごくいっぱい補足しそうです。