建設技術展2018 その2


新日鐡住金様のブースでは様々な砂防堰堤を紹介してくれていました。
詳しいパンフレットをもらえてほくほく♪

しかし、展示を見ているとまた名前が変わるということで
やっと新日鉄住金様とJFE様、しっかり覚えたところだったのに
近々日本製鉄に社名変更だそうで…。
覚えなきゃっ。


新日鐡住金様のブースで見入っていたのは砂防堰堤の写真だけではなく
こちらのため池の豪雨による決壊や地震による決壊を防ぐために
鋼材をうまく使って安全度を上げる方法の紹介でした。


全国のため池分布。
飛びぬけているのが兵庫県です。
これ、地味に有名。

なので兵庫県ではため池対策をいろいろ進めているのです。
もう放置されて地元も誰もメンテナンスしていない池もすごい数だそうです。
洪水吐水路のメンテナンスが悪いと水位上昇して堤体越流
多くのため池は均一フィルですから堤体越流したら容易に決壊してしまいます。

なので、排水路を別途用意したり、灌漑のニーズか減っていることから
そもそもたくさん水がたまらないようにする工夫など管理操作側も頑張っています。

しかし、管理を頑張っていても
凄まじい外力が加わることで堤体にダメージがあった場合も考えなくてはなりません。

均一フィルダムは豪雨と地震とで崩れ方がこんな風に変わりますよと
図説してくださっているのがとても分かりやすい!!

◆ ◆


中日本ハイウェイエンジニアリング様のブースで
実演も込みで大人気だったのは
こちらの打鍵点検作業のサポートギミック。

その名も「点検楽っく」。
…。


トンネルの点検ってずーーーっと手をあげておかないといけないからすごい苦行。
このギミックを装着すれば負担がぐーーんと軽くなります。
トンネル点検だけでなく手を上にあげて長時間作業するときに色々使えるそうです。
見た目がいかついけど優れ物なのは間違いない。


もう一つ気になって説明をお聞きしていたのが
雪対策の融雪ナノマットというもの。
うすーい布地が通電でとてもぽかぽかになるのです。

これは融雪だけじゃなくて
いろんな分野で大活躍しそうな素材だなと思いました。

◆ ◆


三階の展示を見終わって廊下に出てきたところで
つーるつーるすーるすーる
触っているだけですごく気持ちよいものを展示しておられたのがこちらの大特様のブース。
重量物の運搬用具などをアルミ鋳造で作成しておられました。


この可愛いボールがたくさん埋め込まれたうすい板が
荷物の運搬で信じられないほど抵抗をなくしてしまいます。
人、ひとりで10tの重量物を動かせるんだそうです。
すっごーーーい。

100kgのインゴットが乗ったものをちょっと押すだけでスーッと動かせるので
動かして気持ちがよくて仕方がない。
しかしこの超絶すごい移動用のプレート、名前はタコプレート。
・・・。
いや、だから
なぜ、かっこいいのにそういう名前付けるのよぅぅぅ。
もっとかっこいい名前付けてほしいなー。

◆ ◆


近畿地方整備局様のストック効果説明パネルです。


こちらは水資源機構様。
7月の前線性降雨における日吉ダムの防災操作のハイドログラフが
パネル展示されていました。