建設技術展 近畿 2016 その1
2016/11/11 更新
マイドームおおさかにやってきました。
昨年は休みと合わず来ることができなかった建設技術展。
今年は運よく休みだったので来ることができました。
何度も来ているので受け付け方法も慣れました。
さくっと済ませて会場内へ。
日本橋梁建設協会様のブースです。
今年4月の熊本地震では橋にも大きな被害が出たところがたくさんありました。
まさか阿蘇大橋が落橋するなんて…。
あの映像は衝撃が大き過ぎました。
専門家である橋建協の皆様は迅速に現地で点検と調査をしてくださったのです。
これは熊本市内の重要な橋、白川橋の鋼製支承(橋を支える部材)の一部です。
ぽっきり。
白川橋は熊本駅と熊本市東部をつなぐ幹線道路に架かる重要な橋です。
橋長は149mの鋼ローゼ桁橋+PCポステン桁橋という種類だそうです。
国土交通省九州地方整備局からのプレスリリースがこちらになります。
ずれただけで落ちなかったのは本当に不幸中の幸いでした。
地震後、6月26日には応急復旧工事が完了して
通行止めは解除されたということです。
パネルを見て分からない単語発見。
“耐候性”ってなんだろう?
お聞きしたところ錆のことでした。
錆び代を予め予測してコントロールできる範囲にしておけば錆は怖くないというか
その考え方は米国のスチールダムの事例で実際にお聞きしたことがあるので
難しいことは分からないけど納得した。
次に足を止めたのはこちらの
日本建設機械施工協会 関西支部様のブースです。
何が目を引いたのかというとこれ。
遠隔操作で重機を操るシステム。
二次災害の危険があるけど大至急で対処しなくちゃいけない災害現場とか
そもそも人が作業するのが危険すぎる山間部の砂防工事の現場とか
そういうところで活躍するのが遠隔操作できる重機です。
このコントローラーでラジコン重機を操作させてもらったのですが
難しいのなんのって対象物のお手玉は救おうとすると逃げるばかりで
やつぱり重機は練習しないとラジコンだって無理でした。