建設技術展 近畿 2014 その1

2014/11/5 更新


別府港からさんふらわあで大阪に向かっております。
朝ごはんもばっちりいただきます。
さんふらわあのご飯は美味しくて乗るたび楽しみです。


夜が明けてきました。
ATCのシルエットも見えてきました。


大阪南港フェリーターミナル到着。

ここからどこに向かうかというと
いつも使っている長堀地下駐車場。


車を止めたら地下鉄堺筋線で長堀橋駅から堺筋本町駅まで移動。
そしてとことこ歩けばマイドーム大阪に到着。


今年もやってきました建設技術展。
毎年、今度はだめかもと思いつつ
なぜかうまく時間がやりくりできて見に来る事が出来るという。


しかし開場時間よりかなり早く着いたので
出展者の方のミーティングとかしているような時間だったりして
会場に入れないので休憩スペースでメールを打ちまくるなどして時間を潰す。


そろそろ開場かなーという頃に動き出し
廊下の壁に展示してあるパネルを先に見る。
こちらは国総研様のパネル。
研究所見学したいなー。


そしていつもお世話になっている(仕事を邪魔しに行っている)水資源機構様のパネル。


昨年はT1318の襲来時に神操作でものすごい事をやってのけた為に
下流からそれを当たり前と思われてしまったのか
今年の8月は毎週末訪れる台風や前線性降雨に対して
毎回、本則操作よりシビアなカットを決めまくった日吉ダム。

青蓮寺と同じ道を歩んでいる・・・
伝説の操作の後ってこうなるから大変なんだよなー
何があっても守ってくれるって下流の人が誤解しちゃうと大変なんだよなー

なので
ダム操作について
正しい知識を流域の人に理解してもらうために
地味にちまちまレポートを書きたいと思います。


そして一庫ダム。

今年の一庫ダムの活躍で“何が起きたーっ”
と思ったのがT1411のハイドログラフ

それがパネルで展示されていました。

一山目は理解できる。
綺麗に流入量を追いかけてピーク抑えて
流入量に放流量が追い付いたところでぴったり合わせている。
丁度今年の夏は一庫ダムで取水制限がーとか言われていたから
水位回復で丁度良いくらいになったんだろうなー
しかし二山目で何が起きた!?
まず最初に絞った。
そして追いかけ始めたと思ったら
いきなりのバケットカットに突入!!
完全にピークカットを決めて後期放流に移行。

ううむ。
一庫ダムは淀川ダム統合管理事務所ではなく
猪名川河川事務所が仕切っているエリアのダムだからか。

ダム湖貯水位を見て
一庫ダム管理所が出したプランを実施承認するまでに
バケットカットの経験が少なくて検討に時間を要したのだろうか。

などと色々考えていましたが
洪水調節回数国内トップ(かもしれない)早明浦ダムも
T1419で10/13の17:00時点で1148.40t/s吐いていたのを
18:00にいきなり240.62t/sにするというどっかん絞り込みをしていたのを見て
そっくりだしこういう操作はありになってしまったのね〜と感じるなど。