どぼく+マンガ展

2016/5/1 更新


休日も普段通りの5:30起床で今日はどこかに出かけようか
それともたまりにたまっているスライドを作るかなど思案していると
NHKのニュースで溜池決壊防止新工法の紹介が流れました。

ダムマイスター仲間のdashelo様が
京都の平和池という昭和26年に決壊した溜池事例を紹介されていたので
そこに行くか思案していましたが
行先はほんとに出かけた時の気分で変わる。

昨年の春もサングラスを修理しようと梅田に出てきて
思いつくままにニテコ池に行ったりしましたし
春先はノープランで気の向くままというのが良くある。


ということで
JR京都駅から地下鉄で移動してやってきたのは烏丸御池駅。

京都国際マンガミュージアムでこんなイベントが開催されていたのです。
土木学会 関西支部 FCCによる「どほく+マンガ」展。


京都国際マンガミュージアムに到着。
平日でもすごい人。
コスプレしている人多し。
元々小学校だったらしく、校庭に当たる部分にはごろ寝して漫画を見ている人多数。
広域避難訓練に見えて仕方がない。
一人当たり何m2であろうか。


とりあえずご飯にしようと付属の喫茶室に入る。
お目当ては今回の展示に合わせて新しく登場したどぼくフード。
ヘルメット・オムハヤシ♪


素晴らしいヘルメットが出てきましたー。
以前のどぼくカフェでハンズカフェが提供してくれた
国道パンケーキとセメントジュースも秀逸だったが
これまた楽しいどぼくフードが登場したものだー。


横から見るとこんな感じ。
にんじんがちゃんとバイロンの形になっているのもいいですね。

どぼくフードの進化は素晴らしい。
安威川ダムケーキといい
見立ての食べ物としてジャンルを確立してほしい。

主役の展示は写真撮影禁止というのもありましたが
とにかく人が多すぎてカメラ構えられませんでした。
土木をテーマにしているマンガということでちゃんとダムマンガが展示されていました
これが嬉しい。
売店で販売もされていました。

天井に並べられたヘルメットが個性的なのから
定番デザインのものまで色々なのも見ていて楽しいし
水銀灯の大きさを実感できる実物展示がまたよい。
京都市内で国道おにぎりが団子になっている部分の紹介もあったし
ゴルゴ13に登場する土木は興味深かった。

楽しかったー♪


国際マンガミュージアムを出た後、京都駅くらいなら徒歩で行けるよねと
錦市場を経由して京都駅まで歩いたのですが
錦市場のアーケードに伊藤若冲の絵があって凄いなーと思っていたら
なんとここが伊藤若冲生誕の地のそばらしいと説明板があり
二度びっくりしたりしました。



一ヶ月後。
再びやってきました国際マンガミュージアム。
今回の展示に合わせた講演が行われるということで
ダム仲間も駆けつけているお昼過ぎ。


自分は前回ヘルメットオムハヤシを食べているので
今回は「工事中!セメントプリン」と「砂利ジャリココア」でお昼ごはんとしました。
全部いっぺんにはお腹に入らない。
老いたから。


砂利ジャリココアは予想はしていたが相当甘かった♪
ほんとに甘かった♪


そして工事中!セメントプリン
どぼくフードでぜひともこれが欲しいと
wDN-Osakaの時からわめいていた自分は
大変楽しみにしておりました。

一口食べて・・・
すっごく濃厚なゴマプリンで感動した!!
いやこれは素晴らしい出来栄えでした。


お腹も膨れたので講演に向かいます。
朝から配布が始まっていた整理券。
到着した時にすでにこの番号。
流石、大山総裁大人気だ。


準備が進むホールの入口。

どほくとマンガについて
色々な事例からの考察がありましたが
土管(ヒューム管)と空き地の関係から読み解ける事象の多さと
土木ファンが専門分野にどこまで踏み込んでいくかの境界についての事例に
うんうんと頷くことしきりでした。

興味を持って調べて突き進んでいくと
同じ趣味にはまろうとしている入口にいる人を置いてきぼりにしてしまうのか…

でも自分は人に伝えることより先に
まず自分が知りたいことをとにかく勉強したいほうなので
困った困った。独りよがりだ。


ということで色々見識を深められたどぼく+マンガ展。
帰り道でこの京都市上下水道局のポスターが素晴らしいなぁと思いました。
下水道はポンプアップしないからほんとに技術の固まりなんだよぅ。
今度は下水についてのどぼくカフェもしてほしいな。
あ、あと、重機まつりもしてほしいな。